減反政策で米の代わりに麦を作っている自宅近くの田圃。
<麦が実り黄金色輝く近江平野>
麦が実り、黄金色(こがねいろ)に輝いている。
まるで黄金の海の様である。
私が小さかった頃、麦踏をした記憶がある。
春先に麦の芽を足で踏む麦踏は、
霜柱によって浮き上がった土を押さえ、
麦の生長を抑制し根張りをよくする為との事。
私より若い人は、麦踏って言葉も知らないであろうし、
唱歌「冬景色」の2番にある「人は畑(はた)に麦を踏む。」の歌詞も、
意味も知らずに歌っているのであろう。
昔、娘達と見た「風の谷のナウシカ」の最後の方の場面に、
オームの触手が伸びて、黄金色に輝く所を
ナウシカが手を水平に横に伸ばし歩く場面があった。
この麦畑の上を歩けるのであれば、
心の中を無にして、ナウシカの様に歩いてみたい。
『冬景色』 文部省唱歌
さ霧消ゆる湊江(みなとえ)の
舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして
いまだ覚めず、岸の家。
烏(からす)啼(な)きて木に高く、
人は畑(はた)に麦を踏む。
げに小春日ののどけしや。
かへり咲(ざき)の花も見ゆ。
嵐吹きて雲は落ち、
時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。
若(も)し灯火(ともしび)の漏れ来(こ)ずば、
それと分かじ、野辺(のべ)の里
