記憶力 | 日々の戯言

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何となく続けている親父のブログ

記憶力は、すこぶるいい方である。小さい頃、カルタやトランプの神経衰弱をしても、3人兄弟の中で何時も勝つのは私だった。50歳を過ぎて自慢の記憶力にも翳りが見え始めたが、2年程前までは手帳すら持ったことがなく、スケジュール管理は頭の中。第一線で客先対応し毎日が午前様の時でも、○○日までに報告書提出、○○日△△時から打ち合わせという様に、全て記憶していた。


部下にとっては、やりづらい上司であったようである。「あの件、纏めんとあかんな。」そろそろ、これしといて。」とか、何気なく言うらしく、部下が雑談と思い込んでいると、2週間前に言ったこと出来てんのか。」「1ヶ月前に指示したこと、報告が欲しい。」と、結果を求めるとのこと。それに加え複数の部下から言われたことであるが、何処までが本気で、何処からが冗談かが判らないと言うのである。


最近部下に記憶力が落ちたと言うと、それで普通なんです。前は嫌で仕方がなかったです。言われたことが出来ていないと、『何月何日に指示したやろ、なんで出来ていないんや』と怒られる。酷い時には、言った時間まで言われる。」と、これで普通になったんかと思うが、ちょっぴり寂しい気もする。


女房と喧嘩になった時も、昔こう言った、あー言ったと記憶を呼び戻して言うらしいが、女房曰く、

「昔のこと色々言っても仕方がないやん。将来のこと考えんと、これからどうするのかを考えんと何の意味もない。」

うるせぇ!そんなことは判っている。直ぐに記憶を消せたらいいが、その記憶を引きずって生きて来た男がここにいる。