独身時代その4 | 日々の戯言

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何となく続けている親父のブログ

入社1年目は、先輩に付いて、現場での下働きの仕事が主であった。2年目になると、今で言う技術派遣の様な業務も行っていたので、大手企業の研究所で実験の準備・実施と取得データの処理を行う様になる。


研究所は、○○研究室、△△研究室等々に別れていて、一つの研究室で室長以下20名程度の人員で、院卒の修士、博士の人と机を並べて仕事をするので、緊張感があり結構息苦しい雰囲気であった。

研究職なので出世に対しては、淡白かなと思っていたが、あにはからんや出世欲は凄いもので、後釜を狙って何かと室長に擦り寄る次長、管理職になって張り切っている慶応出の新米課長、2年連続で管理職になれず、愚痴をこぼす係長(俺に愚痴をこぼすなよ!)、出身大学が格下で初めから出世を諦めている研究員。社会人2年目の私にもひしひしと伝わってくる。


仕事に対しては真面目に取り組んだので、実験の前に論文を渡され読んでおく様に言われたり、実験からデータ処理まで任されたりと、結構信頼されていていたせいか、忘年会等の研究室の行事にもよく呼んで貰った。
ある時の忘年会などは、横浜中華街の聘珍樓に連れて行って貰い、北京ダックやふかひれスープをご馳走になるが、研究所長が支払うとの事で会費はタダ。(田舎もんなので、初めて食する高級中華料理、美味しかった!)


部長の鞄持ちでいった高級寿司店や有名な中華料理店と、食べる事に執着心がある私にとっては、上手いものを食べる事が出来た幸福な時でもあった。