行きつけのスナックに勤めていた女性が辞めてしばらくすると、別の女性が入ってきた。色々聞くと、ボロアパートの隣に住んでいるクラブ勤めの菊池さんの姪で、美容師をやっていたが辞めてたので、上田さんのスナックを手伝う事になったとの事。名前は美津子さん(通称みっちゃん)と言い、身長は157cm程度、少しそばかすがあるが色白で華奢で綺麗な人。
一人で飲みに行った時でも、同僚と飲みに行った時でも、必ず隣に座って相手をしてくれる感じの良い女性で、マスターの子供、ますみちゃん(菊池さん子供)、みっちゃんの4人で遊園地に遊びに行った事もあり、親しくして貰った。
暫く経って、みっちゃんがよそよそしくなったので、マスターの奥さんに理由を聞いてみた。
私 : 「みっちゃん、この頃なんか変な感じやけど、何かあったんですかね?」
奥さん: 「みっちゃんから、ルパン(奥さんが付けた私のあだ名)の事が好きなので付き合いたいと相談されたん
で、止めておいた方が良いと言ったよ。」
私 : 「どうしてですか?」
奥さん: 「ルパンには彼女いるでしょう。それにルパンに彼女がいなくても、みっちゃんとは合わないと思う。」
私 : 「合わないとはどういう事ですか?」
奥さん: 「住む世界が違うでしょ。」
奥さんの言葉で会話は終わったが、私は情にほだされ易い性格なので、みっちゃんから言い寄られたら、みっちゃんに気持ちが動いたかも知れない。(動かないとは自信を持って言えない。)
そうだとすると、その後の人生は全く別の人生になっていたと思う。もしもの話だが・・・。