現在、世界陸上が行われていますね。
普段全く陸上に接しない人も放送を見てるかもしれません。
間接的ながらも陸上に接する人が増えていることでしょう。
オリンピックとか世界陸上とかが終わった後によくこういった質問をよくされます。
「ねぇねぇ、短距離って無酸素運動って言うやん?アレって、息してないの?」
…
確かに短距離は無酸素だって言います。
特に400m。
無酸素運動の限界だと言われます。
じゃあ400m走るのに現在世界で1番のウォリナー選手でさえ43秒ちょっとかかります。
安静状態で息を止めていられるのは普通の人で2分も持たないくらいでしょうか?
それでアレだけ体を動かして43秒間息を止め続けたら窒息死します。
では何故無酸素…?
これは細胞における無酸素状態のこと。
ダッシュしたり筋トレしたりすると乳酸が溜まるっていうけど、この乳酸が無酸素のあかし。
生物学的にはこれを嫌気的っていいます。
逆に有酸素の状態を好気的といいます。
生きるためには当然エネルギーが必要です。
安静時や有酸素運動っていわれることをするときは、細胞内に酸素があるわけですからその酸素を利用してエネルギーを作り出しています。
激しい運動をしたときは、細胞内は酸素不足の状態に陥り、違ったエネルギー生産経路に移り変わります。
酸素を使わなくてもエネルギーを作り出す方法を生物は持っているわけです。
これが無酸素運動をしているときの体の中で起こっていることです。
好気的な状態では
炭水化物(グルコース)→二酸化炭素+水+38ATP(エネルギー源)
に完全に分解されてしまいます。理論上。
嫌気的な状態では
グルコース→乳酸+2ATP
ってな感じになります。分子の数も関係なく、かなりすっ飛ばして書きました。
まぁこんな感じで、無酸素運動でも決して息をしてないことはありません。