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メンズビギ・マルイシティ横浜店
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先週末の新作大量納品。
これで今シーズンのニットも
全て入荷したことになる。
ニットに限ったことではないが、
新作が入荷して店頭に並べた後、
我々がまずやることは、
企画書を見ながらスペックを確認したり、
実際に試着してみたりしながら
その商品の特性を把握することである。
さて、スタッフの仁田が企画書を見ながら、
新作ニットの特性を調べている時だった。
「GM、ここに書かれている
7GGとか14GGとかの“GG”って
何のことですか?」
と聞いてきた。
「あれ? 知らなかったっけ?
“GG”というのはゲージのことだよ。
ニットにおけるゲージとは
編地の密度のことで、
10㎝四方の中の目数と段数を表すから、
糸の太さを表す番手と違って、
編み方や力の加減にも左右されるんだよ。
だから、ザックリとして緩めに編んだニットほどゲージ数は低くなるというわけだ」
人に何かを教えるというのは気分がいい。
私は誇らしげに一気に喋った。
さらにダメ押しに、
「プロのファッション販売員たる者、
そのニットを見て触っただけで
何ゲージか言い当てられるぐらいじゃないと
ダメなのだよ、仁田君」
と鼻を膨らませて言ったのである。
「ほえー、そうなんですかぁ」
と仁田は納得の様子であった。
私のいけない所は、
ここで話を終わりにすればいいものを、
相手が私の話に納得し、
尊敬の眼差しを向けられると
なぜか照れ隠しの為に、
最後に笑いで締めくくりたくなることだ。
「だからな“GG”というのは、
“GG佐藤”や“Great・GM”
のことではないのだよ、仁田君」
「??・・・」
やっちまったらしい。
嗚呼、またこのパターンか…
これは、お店で日常的に起こることである。
自分では会心の笑いを提供したつもりが、
相手に真意が伝わらないのだ。
「何ですか?“GG佐藤”って?」
「オマエ、GG佐藤も知らないのか!」
ここからは“GG佐藤”の説明である。
自分で言ったギャグを、
自分で説明することほどツラいものはない。
ちょっとした辱しめに等しい。
だから、本ブログでは説明を割愛させて頂く。
その代わりこの画像を見て、
記憶の糸を手繰り寄せて欲しい。
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プログレ界の“GG”と言えば…
「Gentle Giant」
“The Advent Of Parurge”
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メンズビギ マルイシティ横浜 GMより