【質問 32】 虐待の経験が今でもフラッシュバックしたり日常生活に支障をきたすことはありますか? | 虐待を受けて育った人のブログ

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私は父と継母に虐待を10年以上受け続けて育ちました。児童相談所や児童養護施設を経て社会に出てからも葛藤の連続でした。そんな僕の過去と現在について書いています。

講演会の際に沢山のご質問をいただくのですが、内容によっては他の方も知りたいことかもしれないのでこちらで共有させていただきます。虐待を受けた人についてを知りたい方の参考になれば幸いです。

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【質問】
虐待の経験が今でもフラッシュバックしたり日常生活に支障をきたしていることはありますか?(社会事業大学の生徒 さん)
 

【回答】
フラッシュバックというほど大げさなものではないと思いますが、私の場合は虐待体験というよりは、隆が亡くなった時の様子が蘇ることはあります。トリガーは「チャコフスキーの白鳥の湖という曲」と「夜の救急車のパトライト」です。

白鳥の湖は、父がリビングで懸命に隆に人工呼吸をしていた時にテレビから流れていました。当時の人気キャラクターが出演しているCMだったと思います。夜の救急車のパトライトを見ると、外で泣きながら救急車を待っていた時のことが蘇ります。それによって気分が悪くなることはありません。

虐待の経験で日常生活に支障をきたしていることは、現在はありませんが以前は「最低な家庭で育った自分自身も最低な欠陥人間だ」という思い込みが強くあったため、友達やパートナーといてもふと孤独を感じたり、寂しくなり、「俺の心の闇は誰にも理解されることはないのだ…」と思っていました。また、20代の頃は特に自分が大嫌いで自信がなかったので、職場で輪に入る勇気もなく、意見を言う事もあまりできませんでした。
 

 

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