【質問 24】加害者も見方によっては被害者の側面があり、支援が必要な人なのではと考えております。 | 虐待を受けて育った人のブログ

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僕は父と継母に虐待を10年以上受け続けて育ちました。児童相談所や児童養護施設を経て社会に出てからも葛藤の連続でした。そんな僕の過去と現在について書いています。

講演会の際に沢山のご質問をいただくのですが、内容によっては他の方も知りたいことかもしれないのでこちらで共有させていただきます。虐待を受けた人についてを知りたい方の参考になれば幸いです。

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【質問】
奥さんに家庭環境を話したタイミングはいつですか?被虐待体験による子育てで困ったことは何ですか?その対処方法はなんですか?(社会事業大学の生徒 さん)

【回答】
妻とは2年の交際を経て結婚をしたのですが、交際して1年が経過した辺りだったと思います。妻に話した時も緊張しましたが、妻の両親に話した時はもっと緊張したのを覚えています。被虐待体験による子育てで困ったことは、1人目の子が生まれる前に「自分がされてきたことが体に染みついている故に、なにかでキレてしまった時に無意識に子どもに手を挙げてしまわないだろうか…」という不安はありました。最終的には、「自分が親に”されてきたこと”だけではなく”して欲しかったこと”」に向き合い続け、更に子育てやコミュニケーションなど「親になるための学び」を深めて乗り越えることができました。


【質問】
加害者支援についてお考えがあれば。その必要性も含めて。加害者も見方によっては被害者の側面があり、支援が必要な人なのでは、と考えております…。(こども家庭庁の職員 さん)

【回答】
親支援は子ども達の視点で考えると必要だと思います。なぜなら子どもの中には、どんなことをされても”親が好き”とか”親に愛されたい”そう願っている子どもがいると思うからです。私もそうでしたが、小学5年生位までは「叩かれるのは嫌だけど、親に沢山褒めてほしい、親に認めてもらいたい」と思っていました。中学の時も、親がもし変わってくれるなら家に戻りたいと思っていた時期もありました。だからこそ親が支援によって良い方向に変わってくれれば子どもは嬉しいはずです。虐待をしてしまう親にも様々なタイプがいるので、どんな親でも親支援によって改善するとは言い切れませんが、少なくとも”ストレスやしつけ”などを理由に虐待をしてしまう親であれば改善の可能性はあるかもしれません。人を好きになる気持ちと同じように、子が親を求める気持ちもなかなか止められないものだと思います。
 

 

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