講演会の際に沢山のご質問をいただくのですが、内容によっては他の方も知りたいことかもしれないのでこちらで共有させていただきます。虐待を受けた人についてを知りたい方の参考になれば幸いです。
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【質問】
講演を聞かせていただきました。貴重なお話をありがとうございました。
虐待への対応について、ご意見をきかせていただきたいです。
学校では、最初に虐待の疑いに関する情報を得ることが多いです。大きな外傷があるという虐待だけでなく、子供たちが何気なく、家であったことを話して、そこから「叩かれた」「けられた」「家の外に出された」「激しい夫婦げんか」などの話が入ってくることが多いです。ややもすると、どこの家庭でもありそうなことや、昔であれば当たり前とされていたようなことも含まれます。児童虐待防止法にも定められている通り、虐待の疑いのある行為を知り得た場合、速やかに通告しなければならないため、市教委では学校からの相談があった場合、市に通告することになっています。知り得た学校で、軽いケースだから様子を見ようと判断してしまうことはあると思われます。また、学校から保護者への注意喚起をして、終わるケースもあるのではないかと思います。通告元は明かさないのが原則となっており、重大な自体になる前に、市に通告し、対応の判断は委ねるべきだと考えています。しかし、情報を知りえる可能性があるのが学校だけであれば、学校は「なんで直接言ってくれないで、市に言ってしまったんだ」と逆に責められるケースもあります。
このような、学校の立場での対応として、橋本さんのご意見を伺いたいです。(講義受講者より さん)
【回答】
詳細に教えてくださってありがとうございます。仕組みの話なので難しい問題ですが、私も講義受講者よりさんの仰っているように案件内容によっては学校から市に直接通告もやむを得ないと思います。私は弟の最期をみて「さっきまで隣に居た人が次の瞬間に亡くなっている…」ということの怖さや命の儚さを身をもって知りました。虐待を受けていて助けて欲しいと思っている側としては、1分1秒でも早く判断してほしいし、なんとかしてほしい。児童相談所があるなら早くそこに行きたいって思っている子もいると思うんです。飛び越えて通告すると責められるケースもあるとのことですが、虐待を受けている子の命以上に守りたいものは何なのかが疑問です。被虐待当事者と判断をする人との緊急性やスピード感のギャップがまだまだあるように思いました。軽いケースから始まろうと、命を落とす時は一瞬です。虐待を受けている子どもたちの気持ちを汲み取った仕組みに改善されていくことを願っています。
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