ビッグロックトレイルから2日が経ったけれど、筋肉痛がなかなか引いてくれない。 椅子から立ち上がったり、階段を降りたりするたびに、思わず「痛たた……」と声が出てしまう。昨日よりは少しマシになった気もするけど、まだ走れる状態にはほど遠い感じだ。

 

雪の中を23km、しかも去年より速いペースで追い込んだツケが、しっかり体に残っているんだろう。

鼻炎もまだスッキリしなくて、体全体がどんより重い。 1月なら「これくらいなら走れるかな」と無理に外に出ていたかもしれないけど、今は不思議と焦りはない。あの時、数値の異常や足の痛みで「休む勇気」を学んだのが大きい気がする。

ここで無理して変な歩き方になったり、別の場所を痛めたりしたら、せっかくの完走が台無しだ。

 

「怪我・故障ダメ、絶対」

 

今は無理に動かさず、体が元に戻るのをじっと待つことにする。筋肉痛が残っているってことは、今まさに体が修復中なんだと言い聞かせて、今日もお風呂でゆっくり温まって早めに寝ようと思う。

次のランは、この痛みが抜けて「あ、走りたいな」と自然に思えた時でいい。 焦らず、まずは体調を万全に戻すことから。

 

【現在の走行記録】

  • 2月月間走行距離:58km

  • 年間合計走行距離:268km

2月はまだ始まったばかり。この58kmには、あの過酷な23kmが含まれている。数字以上の重みを感じながら、今はリカバリーに専念したい。

「かたのビッグロックトレイル」から一夜明けた。 今朝、目が覚めて真っ先に感じたのは、予想通りの猛烈な筋肉痛だ。ベッドから起き上がろうとするだけで、太ももやふくらはぎが悲鳴を上げる。昨日の吹雪の中での23km、そしてあの急斜面。さらに終盤の転倒。身体のあちこちが、昨日のハードな道のりをしっかりと記憶していた。

 

加えて、今日は鼻炎の調子も良くない。昨日のレース中、雪が舞う冷たい空気をずっと吸い込み続けていたせいだろう。身体の節々の痛みと鼻詰まりで、コンディションとしてはお世辞にも良いとは言えない。

昨日の走り終えた直後は「明日も軽く走ろうかな」なんて思っていたけれど、この体調を前にして、今日はあっさりとトレーニングを休むことに決めた。

 

1月のあの時期、血液検査の結果や足の違和感に悩みながらも無理をしようとしていた自分を思い出す。あの時の経験があるからこそ、今は「調子が悪い時は休む」という判断に迷いがない。ここで無理に走って長引かせるよりも、しっかり休んで体調を戻す方が、結果的に長く走り続けられる。

 

「怪我・故障ダメ、絶対」

 

この言葉を改めて自分に言い聞かせる。今日は練習をしないことが、一番のトレーニングだ。 走る代わりに、温かい飲み物を飲んで体を温め、ストレッチも無理のない範囲で留めておく。

去年の自分を越えて、3時間台で完走できたという事実は変わらない。 今日はその余韻に浸りながら、泥だらけになったシューズをゆっくり洗って、早めに寝ようと思う。

明日、少しでも筋肉痛が和らいで、鼻の通りが良くなっていることを願って。 今日は一日、リカバリーに専念する。

1月を越えて、ついに迎えた「かたのビッグロックトレイル」。 今日という日を、私はずっと待ちわびていた。1月に味わった「未達成」の悔しさも、数値への不安も、すべてはこの23kmで出し切るためにあったのだと思う。

 

【雪の洗礼と、蘇る感覚】

朝、会場に着くと空気が一変していた。 スタート直後から空は暗くなり、視界を遮るほどの吹雪。山は瞬く間に雪で真っ白に染まり、トレイルは極寒の様相を呈した。凍てつく風に顔を叩かれながら、私は「これこそがトレイルだ」と、どこか高揚している自分に気づいた。

不思議と身体は軽かった。1月のあの日々で培った「地足」が、雪の急勾配でも力強く地面を捉えてくれる。1年ぶりのブログ再開、そして2月のリスタート。その集大成となる舞台は、これ以上ないほど過酷で、そして美しいものになった。

 

スタート直前、かなり寒かったです(笑)

 

 

 

【去年の自分、そして「脚がつらない」という進化】

中盤、交野の象徴である巨石「ビッグロック」を越える。 ここで、去年の記憶が鮮明に蘇った。去年は、このあたりで脚が何度もつり、痛みに顔を歪めながら立ち止まっていた。しかし、今年は違う。20kmを過ぎても、私の脚はまだ「前へ」という意志を持ち続けていた。

1月に210km走り込んだ貯金は、血肉となって私を支えてくれていた。後半、不注意から一回転倒し、泥だらけになった。それでも左足の付け根が悲鳴を上げることはなかった。

 

 

【4時間の壁を越えて】 

ゴール直前、スマートウォッチの表示を見て胸が熱くなった。 去年は4時間を超え、やっとの思いで辿り着いたゴール。だが今の私は、3時間40分ほどでこの過酷なコースを走り抜こうとしている。

最後の力を振り絞ってフィニッシュラインを越えた時、吹雪の冷たさも忘れ、深い安堵感に包まれた。

  1. あれほど恐れていた「脚のつり」を克服できたこと

  2. 目標としていた「4時間切り」を、このコンディションで達成したこと

 
 

1月の「勇気ある撤退」という判断は、間違っていなかった。 あの時、無理をして250kmを追っていたら、今日のこの快走はなかっただろう。

【本日の記録】

  • 距離: 23km(トレイル)

  • タイム: 3時間台(去年から大幅更新)

  • コンディション: 吹雪、積雪、泥。

  • 教訓: 1月の210kmは裏切らない。

怪我・故障ダメ、絶対。 泥だらけのシューズを洗いながら、ようやく1月からの長い挑戦が完結したような気がした。

さあ、明日は「攻めの休養」だ。