スピード系練習レースの心得
事前準備はしない
ちょっと強めの流しを入れるくらいはしておいても良いです。
突っ込まない
練習レースは特に"練習"として目的とする負荷をより長く持続させる
ことによる効果が重要ですので、
その負荷よりも強いところで突っ込んだり、
その影響で求める負荷より低いところまで失速してしまっては意味がありません。
理想は終始イーブン
失敗しないように序盤はむしろ弱めに入った方が良いかも知れません。
ラストスパートはしない
レースでいちばんダメージを受けるのは、
疲れた身体に鞭打つラストスパートです。
それで稼げるタイムはせいぜい数秒。
出し切った感はあるかも知れませんが、
練習レースで出し切る必要自体がありません。
ラストはそれまでのペースを維持するか、
少し力を抜いて流してフィニッシュしても良いくらいです。
ただ、最初からの予定・計画で、必要なところまでのペースアップはありです。
クーリングダウンを必ずやる
練習レースはこれからのための取り組みです。
翌日以降のことを考え、しっかりとダウンにも取り組んでください。
適切な反省・判断を
なんのために、どのような負荷を入れるために
この練習レースに取り組んだのか
その目的は達成されたのか
その効果は
ただ走るだけでなく、
そこまできちんと検証することが大切です。
その結果は、次からの練習計画の修正に生かしていきます。
特に本番レース1〜4週間前の練習レースは、調整や刺激の意味合いがあり
ますので、その内容次第で慎重にその後の計画の修正をしていく必要がありま
すね。
「求める負荷と効果」