きょうは「いのちのごはん」「きずなのごはん」という本をご紹介します。
「いのちのごはん」「きずなのごはん」
著者 「ゆにわ」店長 ちこ (青春出版社刊)
これらの本を読んでいると、「食」の大切さ、ありがたさが伝わってきます。
料理が、まるで僧の修行のような感覚にとらわれていきます。
料理にいのちのエネルギーを吹き込んで、食べる人に生きる活力や希望を与え、幸福に導いていくという、ある意味究極の料理本かもしれません。
「いのちのおにぎり」
「米」「水」「塩」だけで光を意識しながらおにぎりをにぎる。食べてくれる人の幸せを祈りながら光を米粒の中に閉じ込めていく感覚でにぎる。
おにぎりは右手と左手を合わせてにぎる。陰と陽で光が発生するイメージです。
ちこさんは本の中で
『「塩」と「水」は厳選して、なるだけ良いものを使う。
ごはんは炊きたてで、生命のエネルギーがたくさん含まれている熱々のうちににぎるのがコツ。
熱いので、手を氷水で冷やしながら、すばやくにぎる。
「心が調和した人が「おにぎり」をにぎれば、食べる人の心に「光」が満たされていく」』
と書いています。
こんなおにぎりを食べたら、弱った肉体や精神を蘇らせてくれるのではないかと思えます。
いのちのおにぎりを食べてみたいものですね。
また、そんな「いのちのおにぎり」を作ってみたいとも思います。
「きずなのごはん」の刊行に、微力ながら携わらせていただいたときの出版関係者との刊行記念撮影です。