100歳まで健康に生きるには | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

100歳まで健康に生きるには

先日、東京大学大学院医学系研究科・医学部大内尉義教授が研究する加齢医学の講演を聞き、私なりに感じたことが何点かありました。
1960年代日本人の平均寿命は男性が約60歳、女性は約70歳でした。
それから半世紀ほど経ち、現在では男性が約80歳、女性は約85歳と大幅に平均寿命が伸びました。
金さん銀さんといった人気者が生まれたように、100歳を越えることは長寿の象徴であります。
1960年代の100歳以上の方は日本で僅か97人。一方で現在は5万人ほど居ます。
更にこの先30年で100歳以上の方は60万人を超えるといわれています。
動物学的には人間は120歳まで生きられるそうですが、仮に健康でなく、寝たきりの状態で長生きをすることは本人も周りも望んでいないでしょう。
平均寿命が延びた現在ですが、70歳を迎えてなお健康で元気に自分ですべてを出来ている方は意外と少ないことを考えるに、これから70歳を迎えていく60歳代の方々は今から健康な体作りを意識していくことが大事になってくると私は思います。

健康かつ元気に高齢社会を迎える私なりの基本は、食事は腹8分目まで、運動をする、睡眠と良くとる、ストレスを溜めないといった、誰もがごく当たり前に行えることです。
私は日頃からジョギングをよくしており、月間で250kmほど走るときもあります。
最近は「はだし感覚」の5本指になっているビブラムの靴を愛用しています。
そのおかげか今まで悩みの種であった持病の腰痛もほぼ全快しました。
食事は月に10日ほど自宅で食べるのですが、腹8分目を常に意識しています。
元々食べることが好きで、以前は今よりも4kgほど体重が重かったのですが、現在に至るまで3年間以上リバウンドは全くありませんでした。
区議会議員である以上人間関係のストレスは必ず起きますが、意見を交わすための自分のルールと境界線をしっかり作り、自身が納得できるよう努めています。
何事でも後を引きずらないことがストレスの解消へと繋がります。

以上のように日頃の心がけが効果を示したのか、ありがたいことに私は健康な生活を送れています。
例えば、人間関係も面倒くさければ嫌な人には出来るだけ会わないようにするなど、何事でも自分で自身の生活サイクルを作り出すことが大切だと私は思います。
週末に思いっきり30km走ったり、12時間耐久マラソンを行なったり、フルマラソンに参加したり、食事も我慢できる時には夕食を抜いたり、そんなちょっとした遊び心のあるスパイスもたまには交えながら、先ずは70歳までの健康が一番と考え、今のライフスタイルをこれからも続けます。
私の寿命が100歳まであるかはわかりませんが、幾つになろうとも健康で生き続けるため私は日々努めていきます。