噛むことが健康の土台

こんにちは。広島市中区銀山町の橋本歯科、院長の山本正純です。

連日の猛暑が続いていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか？

今日は暑い夏でも「噛むことが健康の土台」というテーマでお話しします。

適切な運動とバランスの取れた食事が生活習慣病を予防し、健康を維持するために重要だということは、多くの方がご存じかと思います。しかし、「噛む」ことが健康づくりに大きく関係していることは、意外と知られていないのではないでしょうか。

実は、正しく噛むこと、しっかり噛めること、そして飲み込むことが、身体だけでなく心の健康にも良い影響を与えることが、最近の研究で明らかになっています。

例えば、誤嚥性肺炎は口腔内の細菌やウィルスが原因となりますが、専門的な口腔ケアを行うことでその発生を大幅に減少させることができます。また、口腔ケアはインフルエンザの予防にも効果があります。

さらに、脳梗塞で生きる意欲を失った方が、噛めるようになることで笑顔で会話を楽しめるまでに回復した例もあります。体を動かすことが難しい方でも、噛む機能を回復させることで驚くほど元気になることが多々あります。

このように、噛むことは全身の健康と深く結びついています。皆さんもぜひ、口腔ケアを大切にし、健康な毎日を送りましょう。

休診のお知らせ：8月7日（水）〜15日（木）まで休診となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

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