こんにちは。
橋本歯科、副院長の山本朋子です。
さて、今回のテーマは「骨粗しょう症と歯科治療」についてです。
骨粗しょう症は、骨の形成と吸収のバランスが崩れることで骨量が減少し、骨がもろくなる病気です。
一見、歯科治療と関係がないように思われるかもしれませんが、実は大きな関係があります。
骨粗しょう症の原因は加齢、運動不足、生活習慣などさまざまですが、その一つにエストロゲンというホルモンの減少があります。女性に骨粗しょう症が多いのは、この女性ホルモンであるエストロゲンが減少するためです。
エストロゲンの減少により、歯と歯ぐきの境目などで炎症が起こりやすくなり、歯周病が悪化することもあります。さらに、歯を支える骨も弱くなるため、歯が抜けやすくなることもあります。
また、骨粗しょう症の薬も歯科治療に影響します。BP製剤(ビスフォスフォネート)という薬は骨を丈夫にする一方で、新しい骨や歯ぐきを作る機能を抑えるため、感染すると傷が治りにくくなることがあります。骨粗しょう症の治療を受けている場合は、歯科治療前に必ずご相談ください。
歯周病も骨粗しょう症も、自覚症状の少ない病気です。口の中を常に清潔に保つために、しっかりと歯磨きを行い、良い口腔環境を維持するために定期的な歯科検診が重要です。
お口の健康が全身の健康につながります。
皆さまの笑顔が輝く毎日を応援しています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
インターネットでの予約が可能になりました
(初めてご来院の患者さんのみ)
予約ページは ↓コチラ↓
https://epark.jp/shopinfo/shk311698/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★