こんにちは。
広島市中区銀山町、橋本歯科の山本正純です。
●年末年始こそ、歯周病をチェックしましょう。
「いつまでも丈夫な歯でしっかり食べられること」は、健康長寿につながります。
厚生労働省では「80歳になったときに、20本以上自分の歯を残すこと(8020運動)」を目標に掲げています。
若い方と中高年の方のお口の中を比べてみると、大きな違いのひとつが「歯ぐき」です。
若い方の歯ぐきはふっくらとしており、歯と歯の間をしっかりと埋めています。一方、中高年になると歯ぐきが少しずつ下がり、歯の根元が見えてくることが多くなります。
中高年に多いむし歯の特徴は、この「歯の根元」にできやすいことです。
歯の根元はセメント質という組織で覆われていますが、これはエナメル質に比べて弱く、むし歯になりやすい性質があります。
そのため、歯ぐきが下がることで、むし歯のリスクが高まってしまうのです。
また、年齢とともに唾液の分泌量が減ることも、むし歯や歯周病を進行させやすい要因のひとつです。
そして、歯ぐきが下がる一番の原因は「歯周病」です。
歯周病は、歯垢(プラーク)に含まれる細菌によって歯ぐきに炎症が起こる「歯肉炎」から始まります。この炎症がさらに進行し、歯を支える骨にまで影響が及ぶと「歯周炎(歯槽膿漏)」と呼ばれる状態になります。
歯周病の直接的な原因は歯垢ですが、近年では骨粗しょう症や糖尿病、喫煙なども関係していることがわかってきました。
歯周病を予防するためには、正しい歯みがきで歯垢をしっかり落とすことが基本です。
それに加えて、バランスの良い食生活や規則正しい生活習慣、そして定期的な歯科検診もとても大切です。
年末年始は生活リズムが乱れやすい時期だからこそ、ぜひ一度、ご自身のお口の状態をチェックしてみましょう。
皆さま、良き年末年始をお過ごしください。
【年末年始の休診】
12月28日(日)〜1月4日(日)まで休診となります。
この期間中、急なお痛みやお困りごとがある場合は、歯科医師会の休日診療をご利用ください。
▼休日歯科診療のご案内
https://www.hpda.or.jp/residents/holiday.html
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