6月10日(月)、今朝は曇っています。夜中にわずかに雨が降ったような。
今朝もまた虫の世話をしていますが、大失敗をしてしまいました。
先日、キンミズヒキにチャマダラセセリの卵をのせ孵化して巣を作ったところまでは確認したのですが、なんとその巣に幼虫が見えません。変だなあとしばらく様子を見ていましたら、なんと一匹の蟻が。巣から幼虫を引っ張り出して咥えています。いやあ、こんなことは初めてですが・・。
前々から鉢植を準備していましたがこんなことになろうとは。がっかりです。
北海道産のウラジャノメですが、7日までに67卵。それならと毎日産卵数を確認することにしました。
その結果、8日9卵、9日16卵です。今朝までに合計92卵になりました。翅はほとんどなくなりましたが、砂糖水を飲ませながら様子を見ています。
蝶友Ǹ氏が飼育している仙台産のウラジャノメも順調に産卵しているとのことで何よりです。
蝶の幼虫もほぼ蛹になり、一息ついているところですが、夏を思わせる暑さが・・。
こうなると幼虫たちも夏バテのため昇天します。
杣山型のギフチョウの幼虫も無事蛹になるか心配ですが、もう少しの辛抱です。餌として与えているウスバサイシンも葉は穴だらけ、まもなく消滅しますので藪の中を探し回り、ちょっとだけ確保してきました。
もし量が間に合わなくなれば代替食としてタカアシサイシンを与えます。念のため昨日一枚を与えてみたところ食べているようですので一安心です。
猛暑になる前に蛹になればと思います。