6月7日(金)、今日は朝から晴れ、気温も高くなりそう。

午前中はいつもの野暮用で電気の容量変更の立会などで昼まで作業。暑くてシャツ一枚でした。

 

自宅に戻って遅い昼食をとります。作業場に向かおうとしますが、ちょっと虫が気になるので眺めてみます。

 

うわわっ。なんと蛹に蟻が群がっていて食べています。今までこんなことは一度もありませんでしたが。観察してみると完全な蛹は無事。ちょっと変形したような蛹に群がっています。

とりあえずこのアリたちには退散してもらうことにします。

近くには羽化した成虫の餌として薄めた砂糖水がありますから、これに誘引されたのでしょうね。

 

とりあえず、蛹の容器を移動して。

 

先日ハンドペアリングをした北海道産の浦蛇の目ですが、なかなか産卵が確認されず、固体によっては生まないものもいるとの話もあるので、そうかなあと思っておりました。成虫を入れたステンレス製の籠の上から眺めても2卵しか確認できません。しかし、ここにも数等の蟻が与えていた砂糖水を含ませたスポンジ付近に。こりゃだめだ。蟻がいたのでは産卵どころではないだろうなあと、

 

容器を変えようとしたら、下に、卵が転がっていますね。

敷いた草の下に潜り込んでいます。放卵といっても産卵行動が見られなかったのでてっきり・・。

 

丁寧に蟻を取り除いてシャーレに取り込んで。

確認したところ、今日までに67卵です。目標は100卵ですからもう少し頑張って長生きしてほしいところ。

 

チャマダラセセリも孵化して巣を作り始めています。

こちらはいつもと異なる場所に。

 

そしてジョウザンシジミも

麒麟草に食いついています。まだ小さいからさほどではありませんが、終齢になれば結構な量を食べますから準備をしないと。

 

先日蝶友のМ氏からアサマイチモンジの幼虫をいただきました。また山形のY氏からはチョウセンアカシジミ蛹とシジミ幼虫をいただきましたのでガーデンその他で飼育しています。チョウセンアカシジミはすでに累代可能な数の卵塊を確認しました。

 

6月も中旬になるとあちらこちらで蝶が羽化します。飼育材料としての雌の確保に向けて日程の調整が始まりますが、飼育との兼ね合いで丸一日の行動はなかなかできにくい現状です。