4月21日(日)、今朝も犬が2時からごそごそと・・・。庭に出してやって・・。
クモマツマキチョウの累代飼育も何十年と実施してきて・・。そろそろやめようかなと思っていたところでしたが、いろいろ訳アリで、つい今年も継続しています。
目が回るような忙しさも通り越し、ほっとしています。
産卵が始まってから三日たっても卵の色が変わらず。一時は何らかの原因で受精していないのかなと不安になったこともありましたが、四日目にオレンジ色に変色し、有精卵であることが確認されました。オレンジ色になれば温度にもよりますがその三日後にはほぼ孵化が始まります。産卵数が多いのでその準備には結構時間がかかります。
昨年、知人から幼虫や蛹の死亡が多くなっているとの情報がありましたので、その原因を探っているところですが、全くわかりません。
今までの経験で予測すると
与えている餌に殺虫剤がかかっている(友人が公園から採取したナノハナを与えてすべて死亡。この幼虫は黒くなりました)
夏の暑さに耐えられなかった(クモマツマキの生息地がほぼ高地のため気温が高すぎると耐えられないかな)
除草剤をまかれた地域の菜の花を与えた(残効性がどの程度なのか不明ですが、知り合いの園芸家に聞いたところ2年とのこと)
このような経験からナノハナは畑を作って管理していますが・・・。
しかし、標高を上げて涼しいところで飼育しても、夏の暑い期間冷蔵庫管理をしても、農薬とは無関係と思われる場所のナノハナを使用しても死亡し、なかなか決定的な改善策は今のところなさそうです。
そんなことから、今年は最後と思いつつ飼育方法を変えてみることにしました。
以前アゲハ蝶の飼育をしていた時のことですが、幼虫が次々元気がなくなり、黒くなって死亡し全滅したことがあります。何となくですが夏の暑い時にこの症状が発生していたような気がします。それ以来猛暑の中でのアゲハ類の飼育は一切したことがありませんが。
さらに、タテハ類の集団飼育をした時のことです。団地脇の柳に真っ黒になっていた毛虫の塊を見つけました。ヒオドシチョウの幼虫です。バス停の前だったのですがお客の目の前でその集団を取り込んで自宅に持ち帰りました。あまりにも数が多すぎたので、段ボールに入れて蓋をして飼育しましたがとけるように黒くなって全滅しました。
この時は環境が悪かったのでウィルスが発生したのかなと・・。
もしかしたらクモマツマキの蛹が黒くなり死亡するのもこれかなと・・。
ネットで検索します。うーん、義理の弟が県の蚕糸課にいたころ何か言っていたよな。小生の母の実家も蚕を飼っていた時、風通しと何とかと何とか‥・・。
ふーん、膿病かあ・・。もしかして・・。
そこでまたまたネットで。細菌とウィルスねえ。どう違うんだ。生体が亡くなればウィルスは?わからん。
スーパーに出向いてコロナの消毒用に販売されている薬品などを眺めて。
とりあえず一個飼って。希釈してすべてのシャーレを洗浄して。太陽光を当てて乾燥させてと。フー、疲れた。とりあえず700個のシャーレを準備しました。
テーブルの上にシャーレを並べてその中にナノハナの鞘の部分を切り取って、切り口に水分補給のためのウォータキープを。
そして、一個ずつ卵を入れて。
卵が孵化して幼虫に
鞘に食いついています
棚に並べて毎日観察します。
直射日光が当たると湿度が上がってまずくなりますから、ある程度遮光して。
幼虫の成長速度は温度によって大きく変わります。温度が高くなるほど早くなりますが、高すぎても動きません。
準備したシャーレがなくなりました。まだ卵があるので保管していたシャーレを新たに洗浄しないと。
ほかの幼虫たちにも餌を与えて。
先日取り寄せたルリモンジャノメの卵も孵化したのですが、孵化率が悪いようで困ってしまいますね。
午前6時になりました。
昨日まで小生の軽自動車のナックル交換と次男の軽自動車のドライブシャフトを交換しましたから今日はのんびりです。
今日も孫たちのキッズバドの宮城県大会があるのでどうしようかなあ。
今日も良き日になりますよう。