4月12日(金)、今朝も犬に起こされちょっと・・。まだ曇っています。室内にいても杉花粉が。ハックションとくしゃみが・・・。
昨日のことですが・・。
クモマツマキもほぼ雌も羽化が終了し、ほぼ予定通りに交配も進みました。産卵装置に移したメスは太陽を浴びながら産卵しています。ただ気になるのは第二グループの集団です。このグループの雄の活力が思わしくなく、なかなか交尾活動が確認できません。なんとか昨日の昼までに3組が成立していますが、午後は身動きもせず・・。
このグループはせめて5組くらいは交配させたいのでもうちょっと様子を・・。
自宅の庭を整理しながら観察します。昼近くになって盛んに産卵が・・。
雌も産卵するナノハナは好みがあります。満開の菜の花には産卵せず、つぼみに集中します。その大きさも卵が孵化したときに鞘になるような大きさを選びます。
雌の好みが集中して、一カ所に産卵されてしまうと卵の分離が厄介です。今回はそうならないように比較的小さなナノハナに産卵させ、毎日鉢を入れ替えるようにします。
昼食後、作業場に向かいます。
こちらにもいくつかの蝶の卵や幼虫を保管していますから、確認してみます。
蝶友のМ氏の庭で発生したアカボシゴマダラの幼虫も元気ですね。エノキの芽吹きが気になります。確認してみましょう。
あれっ、思っていたよりも大きくなっているなあ。すると、その木で自然に発生していたゴマダラチョウがもう幹に上っています。
高さ2メートルほどのエノキに3頭見つけました。
アカボシゴマダラの幼虫は競合しないように別の木に容器から移してセットしました。
学生時代、新入生歓迎コンパで太白山に登りましたが、あの時は4月の21日、エノキの根元で幼虫を探したことが思い出されますが、まだエノキに上りませんでした。やはり温暖化は進んでいますね。
この時期はものすごい速さで木々が伸びます。極端に言えば朝と夕方では景色が異なります。
バタフライガーデンに寄り道をしましたが、菜の花畑は黄色に、麒麟草も緑に、ナンテンハギもずいぶん大きく、そして葉ワサビの花があちこちに咲いています。
時間を見つけてこちらも雑草処理を始めないと大変なことになりそう。
昨夜ハンドペアリングを試してみましたが雄が元気がなくて・・。
まもなく午前6時を迎えます。