7/16、午前10時、仙台を出て山形へ。ねらいはヒメシロとウラギンスジヒョウモン。気温は34度。猛烈に暑い。
昔宮城にもウラギンスジヒョウモンはやたらに飛翔していたが、今は確認するのもきわめて困難。やむなく山形に出向いた。暑さのためなかなか見つからない。しばし草原を歩き回りやっと数頭確認した。次に移動してヒメシロ発生の土手へ。ところがすべてきれいに刈り払われている。数キロ走り回りなんとか3頭確保した。
 
7/17、朝5時、仙台を出て盛岡方面に。今回もエルタテハの確認である。しかし全くいない。一頭確認したのみ。時期が大幅にずれているようだ。いると思われる崖を探してアチコチ。すると途中の橋の上にコムラサキが群がっている。橋の中程に立つと衣服にすがりつく。欄干から下を見たらものすごい。アチコチに紫の光。こんなに多くのコムラサキは初めて見た。
次に移動してウラゴマの雌を探す。先日雄が飛翔していたところは何もいない。たまにゼフがテリを張っているだけ。またまた移動して材木置き場に。先日テングが群れていたところ。さすがにテングは分散を始めた模様。20頭程度しかいなかった。ところがやたらにシータテハが多い。あちらこちらに点々と。そしてここにもコムラサキ。おまけに桜の木にはオオミスジ。やたらに多い。
 
昼食後ウラゴを探しに林道を奥に入る。やはり橋にはコムラサキとシータテハが群がっている。すると何かチラチラ、カラスシジミの雌である。そしてエゾミドリのテリ。薄暗い林の奥からはウラゴが飛び出した。
先日のウラゴは100卵を越えたが今日確保した雌にも期待したい。食草の違いで羽の色が変わるか確認できればと思っている。