相手のヤル気を引き出す能力がない人は、絶対に上司になってはダメだと思う。
自分のスキルと経験だけで部下を型にはめようとしても無駄。
人をヤル気にさせるには、それなりの『プロセス』が必要。
それが理解できないと相手は能力を引き出せず「どうでもいい」感情に陥りやすい。
例えば
1で相手の立場や気持ちを最優先に察知し、そこに共感の姿勢を示す。
2でその人の頑張りを認め、その努力が今後どのように活かされるかプラスに捉えてもらう。
3でその努力があったからこそ可能なアクションを、伝える側の願望と織り混ぜて明確に伝える。
4で相手の覚悟が決まる言葉を投げかけ、全面的に任せた状態で送り出してあげる。
これ、意外に3と4だけで部下を引っ張ろうとする上司が多い。
最悪なのは4だけとか(笑)
1と2のステップがないままでは、部下は心を許してくれない。
心を許してない上司の言葉なんて、ゴミ同然。
どうでもいいのは仕方がないことである。
そんな上司は嫌というほど見てきた。
もちろん部下は部下で、上司の気持ちを汲み取る姿勢も大切だけど。
とにかく人の気持ちが分かる人間になろう。
これはAI社会に突入しても、僕ら人間にしかできないマネジメントだと思う。