ふと左右の小指を合わせてみてびっくり。明らかに左手の小指のほうが右手のより太く長い。
若いころはそうでもなかったので、明らかにいい大人になってから生まれた違いです。
他の指は左右でそんなにかわらないので、小指だけ違いが出たのは、きっと剣道を続けているからだと思います。
剣道をするとき、左手の小指で竹刀のつか頭をしっかり握り、他の指はそんなに力をこめません。
だからその分鍛えられたのだと思いますけど、太くなるだけじゃなくて長さも変わるとはなあ。思えば二の腕の筋肉のつき方も左右で全然違うしなあ。
発生生物学によりますと、生まれてから死ぬまでに、親から受け継いだ遺伝子のすべてを利用できるわけではないらしく、日の目を見ず、発現しないで終わるものも多いらしい。
日ごろの行動の積み重ねが骨の長さまで影響するものだとしたら、それは遺伝子の発現にかかわることだと思うので、努力を続けることに、もっと期待を置いて生きていても良さそうです。