腕時計遍歴75 アンティーク腕時計の楽しみ方 -NATOベルトと古時計- | はし3の独り言

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腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

 

 古時計にはNATOベルトがよく似合う。

 

 最近は、アンティーク腕時計にNATOベルトを着けて、詫び・寂びの世界に浸っております。

 

 意外な組み合わせですけれども、腕時計はそもそも軍隊が使うものに由来するから、古い腕時計にNATOベルトが似合うのは当然なのかもしれません。

 

 

 とくに、この、セイコーの古時計とNATOベルトの組み合わせは秀逸です。

 

 この合わせ方は、島田にある村松時計店の四代目から教わりました。

 

 この時計たちが、白いワイシャツの袖口からチラチラしているところを想像すると、たまんないです。

 

 時計としての性能から言えば現行品と比べるまでもないでしょう。しかし、アンティーク腕時計のもつアクセサリーとしての優秀さというのは、新品の腕時計とは別次元にあります。

 

 この味わいは、時が作るものなのでしょうね。

 

 

 マーベルには、濃紺のNATOベルトを、

 

 

 金色のロードマーベルには臙脂(えんじ)のものを合わせました。

 

 アンティーク腕時計が大好きな村松時計店の4代目は、あるとき、金無垢の古いオメガに、これと同じNATOベルトを合わせていました。

 

 腕時計が、こんなにも、着ける人のセンスを伝えるものだとは。四代目は、私のはるか先を歩んでいます。

 

 せっかくアンティーク腕時計の楽しみ方を教えてもらったのに、今は梅雨時なので、自宅でしかつけられません。

 

 早く、秋が来ないかな。