腕時計遍歴52 腕時計の大きさと視点 -デカ厚時計の存在意義- | はし3の独り言

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腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

 眺める度に、自分の愚かさを痛感せずにいられない光景です。

 

 

 積み重ねって、恐ろしい。

 

 

 華麗なる、グランドセイコー一族。

 

 セイコーのアンティークたち。

 

 スイス時計たちも、健在です。こうしてみると、エクⅠは、やっぱりカッコいいですねえ。

 

 さて、今日は腕時計の大きさについて私見です。

 

 私は、36mm前後の腕時計が、一番、自分に合っていると思っていました。

 

 

 

 これは、オメガシーマスター・アクアテラ、径37mmのリストショットです。丁度良く、バランスの取れた大きさだと思います。

 

 けれども、この視点では腕時計が真ん中手前に来ますから、どうしても腕時計は大きく見えていると思われます。視点を変えると、腕時計のサイズ感も変わります。

 

 ジャストサイズな37mmのアクアテラをつけてお出かけしたはずが、鏡に映った自分を見たとき、実際はイマイチ時計が映えて見えず、期待より、小さく見えてしまった経験があるのです。

 

 

 

 径が44mmのSBGX115のリストショットでは、ちょっと大きく感じます。けれども、他者からの視点で見たとき、このサイズ感は一変します。

 

 

 

 こうして、ほんのちょっと引いただけでも、意外に腕時計は小さくなり、腕は大きくなります。腕も、人の体も実際には腕時計なんかよりもはるかに大きいので、やはりある程度の大きさが求められます。

 

 

 鏡を使って、他者からの視点にしてみますとわかるんですが、男性の腕は太いので、大きい方がバランスが取れている感じです。

 

 だから、夏は大きめで、存在感のある、自分ではちょっと大きすぎるのではないかって思うくらいの腕時計でいいのではないかと思い始めました。デカ厚時計も、考えて作ってあるのですね。

 

 最近の時計は大きいものが多いとお嘆きの貴兄は、他者からの視点で腕時計の大きさを考えてみてもよろしいかと存じます。