100均で購入した紙粘土で作り始めたヒトの頭部は、手を加えるたびにリアルさを増していく…(´・艸・`;)ぁぁぁ
やばい、想像以上の出来だ アタヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノフタ 。とても自分が作ったなんて思えない。なんだかお地蔵さんの顔にも見えてきた。いったいなぜ…
振り返れば、紙粘土を買ったのは、女子テニス部の練習試合へ行った帰り道だ。
その日、団体戦をしたのだが、2連敗したあと雨が降り出し、その後の試合が中止になるという、とてもパッとしない一日だったのだ。
あまり態度には出さないのだが、部活顧問は負けるとけっこう落ち込む。
「嗚呼、私に指導力があったら…ρ(・ω・、)イジイジ 」
自室にこもり、一人、力不足を痛感して落ち込んでいた私が作り始めた顔…、ついテニスボールを中に入れてしまったのも、そんな気持ちの表れだったかも…。
そして次の日、グラウンドが乾くのを待って遅れて始まった練習試合で、なんとチームは3戦全勝の快進撃ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪。部員の女の子達も喜んでいる。接戦をものにして自信を深めた様子もある。それもうれしい。
もしかしたら、御利益あるかも。お地蔵さんにも似てきたし。
ということで、いつしか私はお地蔵さんに似てきたヒトの顔を、「女テニ地蔵」と呼んで感謝することにした。
何も見ないで作ったにしては、リアルすぎる…。何かが私に力を貸してくれたとしか思えない。こうなったらとことんやってみよう。
耳かきをつかって細部の形を整え、おおむね完成と言える所まで来た。最後の作業だ。この女テニ地蔵を永遠のものにしなければ。紙粘土は乾燥するとひび割れてしまうのだ。食い止めなければ。
前年度まで勤めていた学校で、ある生徒が何を思ったのか紙粘土で作った静岡県に木工用ボンドを塗り始めるという事件が起こった。
その事件から学んだ、「木工用ボンドコーティング」を女テニ地蔵に施してみる。
木工用ボンドを手に塗って遊んだ人なら分かると思うのだが、ボンドは乾燥するとうっすらとパックみたいに表面に張り付く。この性質は、実は紙粘土の保護にもってこいなのだ(すごい発見だ)。
こうして後は乾くのを待つだけだ。
女テニ地蔵よ、永遠なれ。願わくば、女テニ部員達に勝利の喜びを施してくれることを…(*´∀`*)
追記
インターハイ県大会団体戦の組み合わせが発表になり、本校女テニは、なんと1回戦は不戦勝^^。恐るべき御利益です。
木工用ボンドの塗りムラは、乾くとほとんど消えてしまう。成分は酢酸ビニルという樹脂で、けっこうしっかりしたものになる。下の写真は乾いたもの。
紙粘土で作った作品を保護したいと思われる方は、ぜひともお試しくださいね^^