2008/11/26
↑悲しい光景(ノД`)・゜・。
自宅まで、あと3キロくらいになった頃、悲劇は起きた。
走行中にパンクするのは3回目。しかし、今回はこれまでのリム打ちパンクとは明らかに違っていた。
あ、何か踏んだぞΣ( ̄□ ̄lll) 。
次いで何かが割れる音がした。ガラス瓶でもあったか。イヤな予感がする。パンクしていなきゃいいな。
時刻は夜の7時半頃、当然ながらどっぷりと暗くなっている。車の通りが多いと言うことで、意識して車道のすぐ歩道よりを走行していた私は、何かが落ちているのに気がつかなかったのだ。
自転車から降りてタイヤを確認する。
前輪は大丈夫だ。後輪は…、
あちゃ~ぺちゃんこだ~。やっぱり~\(* ̄□\) ̄□\) ̄□\))))
なんだか、そんな気がしたんだよね。
自宅までちょっとということで、私は悩んだ。
① このまま歩いて帰ろうか。たいした距離じゃないし。
② すぐ先にサイクルショップがあるから、そこで直してもらうか。
③ 何言ってるんだ。こんな時のためにパンク修理セットを持っているじゃないか。ここで自分で直せばいいんだ。
しばし、呆然とへこんだタイヤを眺めていたが、何事も経験だと思って③に決めた。野外でのパンク修理は初めてだ。
天神屋という(静岡では有名な)お弁当チェーンの駐車場に自転車を運んで、パンクした後輪を外す。パンクの原因を探るべく、タイヤ表面を指でチェックする。
う~ん、何も刺さってないぞ。今回もリム打ちなのか。
タイヤチューブを引っ張り出し、表面を確かめる。う~ん、何も見つけられない。
原因を確かめないとまたやる恐れがあるので、何か刺さっていないかどうか慎重に捜す。
今度はタイヤの内側をなぞってみる。
…いた。
↑細い金属片をタイヤの裏側に発見
こいつかあ。こりゃパンクするわ。チューブを交換する前に確認して良かった。
ちなみに、これまでロードバイクでは5000kmあまり走ってきて、リム打ちパンクを以外のパンクはこれが初めて。月間2000kmを達成したこともある日本で有数のツーキニストであるfuru8ma さんが、たしかパンクは5000kmに一度の割合だと語っていたが、その報告を裏付ける。
いまいましい鉄片を引き抜くと、換えのチューブをバッグから取り出す。
↑出番がやってきたパナレーサーRAIR 備えあれば憂いなし。
これまで、furu8ma さんのところで、ツーキニストの心構えは学ばせて貰っていた。ここぞとばかり携帯空気入れも取り出し、チューブの交換に取りかかる。
ロードバイクのいいところは、パンク修理が容易なことだ。これがママチャリだったらその場で修理とは行かないだろう。
↑ちょっと空気を入れるとはめやすい(あ○ひのにいちゃんに教えて貰った技)。
ヴィットリアのタイヤは多少はめづらかった。チューブを痛めないように、工具でタイヤをリムにはめる。作業自体は慣れている。
携帯空気入れで、どの程度の空気圧まで持って行けるか不安だったが、50回くらいのポンピングで6気圧まであげることができた。フルパワーを尽くせば7~8気圧くらいはいけそうだ。
携帯空気入れは、多少重くても空気圧ゲージつきのしっかりしたものを持っていた方が良いようだ。
↑チューブの交換終了 良かった良かった。
私は、何事も無かったように走り出して帰路に戻った。時間にして15分位のことだろうか。ここにこうして記事にしなければ、地球の終わりまで、きっと誰にも語られることのない出来事だったに違いない。
痛かったけれど、これが朝起こらなくて良かった。ジテ通するためには、時間に余裕を持って出発しないといけませんね^^。
↑大活躍だったBBBの携帯空気入れ。大きさはラインナップの中で、平均よりちょっと大きめ。