◆ 第七章
ついにユーリの心を得ることが出来た磯良。
今すぐにでも家に連れ帰って抱きたいけれど、既に磯良は
「ユーリとずっと一緒にいたい、自分だけの物にしたい、結婚したい」と思っており、
河伯である磯良はある儀式をしなければユーリを正式な嫁にする事が出来ない。
それには花嫁は生娘でなければならない。
で、やっと両想いになれたばっかりでイキナリ結婚とか言って引かれたらどうしよう!?
と葛藤しつつもプロポーズ。
戸惑いつつもコックリ頷くユーリ。
次の瞬間ユーリを抱えて走り出した磯良はいつの間にか龍の姿に。
川を溯って山奥の源流へ。
龍の磯良が何か吼えると源流とユーリから人魂みたいな光が抜け出し、
龍の磯良がそれを飲み込む。
と、とたんに魂を抜かれたように力が抜けて倒れるユーリ。
龍から人の姿に戻った磯良が倒れるユーリを抱き止め、
「ユーリ、ユーリ。俺の…俺のものだ。ユーリ…!」
そのまま岩の上で動けないユーリをめちゃくちゃに愛撫し抱く。
磯良がやっと満足し少し落ち着いてユーリの様子を伺うと何か変。
それもその筈、初めてなのに1月の夜中に野外でしかも岩の上で色々されたもんだから
すっかり寒さと恐怖でガタガタ震えるユーリ。
真っ青になってユーリを抱えて家に連れ帰る磯良。