「何だ?何か文句あるなら言ってみろ!

 突然人ん家に来たと思ったらじじばば共に乗せられて調子に乗って

 そんな似合いもしねぇもん着せられておだてられてその気になって…

 酔っ払った挙句がこのザマだ!!

 てめぇ一体何しに来やがったんだ!?

 大体なぁ、じじばば共の家まで付いて行って手伝いするなんざ

 やり過ぎなんだよ、お節介バカ女が!

 ちょっとチヤホヤすりゃ足りねぇ小娘だから良いように使えると

 思われてるだけなのが分からねぇのか?バカが!!!」


「ご……な…い…」


「あぁ?聞こえねぇよ!文句があるならハッキリ言えって言ってんだろ!!

 昼間みてぇに逆切れして引っ叩いたらどうだこの勘違い女!

 けどなぁ、引っ叩くんなら鏡で自分のツラ見てから引っ叩―…!!!」


「ごめんなさい…」


俯いたまま、 ポツリ と呟かれた台詞は、

反抗的な色も、怒りの気配も、拗ねた様子も何も無く、

ただただ、静かで、素直な、謝罪の言葉だった。