女性にしては背が高く人狼ゆ えに怪力の為、大柄に見えるユーリだが、
その足は以外にも華奢で小さかった。
捻挫し内出血した足首の細さと痛々しさに、
すんなりと柔らかいふくらはぎから太ももへと続く曲線に
再び磯良の鼓動が苦しいほど早くなる。
その磯良の険しい表情に、ユーリは磯良が相当自分に対して腹を立てていると思い、
謝り始める。
「磯良さん…あの、今日は本当にごめんなさい」
(何でお前が謝るんだ)
「私、私…。調子に乗って、迷惑ばっかり…」
(そうじゃない。そうじゃない。バカな事言って傷付けてばかりいたのは俺の方で)
「磯良さん――――…」
(頼む。そんな泣きそうな声出さないでくれ―――…!!)
不意に
俯いた磯良の頬にユーリの手が触れる
反射的に見上げた磯良の眼に飛び込んできたのは
堪えきれず
ぱたぱたと零れる
ユーリの涙
「本当に…ごめんなさい…!」