2020.9.21
国際平和デー・PEACE DAY
人種問題や紛争、世界では未だに争いが絶える事がありません。
平和を実現させるべく、 停戦、非暴力 が呼びかける日です。
そのピースデーにおこなわれた『国連平和の鐘』鐘打式。この日は 平和の鐘・PEACE BELLE 世界平和の祈りと共に一斉に鳴らされる日であります。
中川千代治 氏 が生涯を、生き方を通して世界に届けたもの。
それは「世界絶対平和万歳」と彫られた『平和の鐘』です。
鐘の音色は人の心に『響く』
この信念のもとに、中川氏は平和の鐘を作り、国連本部に、世界に届けたのです。
そして、その鐘と平和への想いは、国を越え人種を越え、世界中に知られる平和の象徴になりました。
想いは心に『響く』
私は演劇として人の心に『響く』ものとして、中川千代治氏と平和の鐘の物語を創作し、挑戦いたしました。
平和成祈鐘(へいわになれやいのるはこのかね)と名付けられたこの作品は、国際平和デーにて初めて上演させていただきました。
国家、民族、宗教、思想を越え、人々の心に届けたい。
芸術は心に響き残るもの。
世界中に存在する様々なのアート。芸術が無い国は無いのです。私が今までの人生をかけてきた歌舞伎は、
私に経験した事の無い心の高揚をあたえてくれました。
つまり、私の心に大きく『響き』を教えてくれたのです。
だから私は役者になりました。
演者として、人に『響き』を伝えたい。
いつ何時も生涯のテーマとして、私は『響く』に挑む所存です。
※写真はフォトグラファー @yOU さん提供です。
中村橋吾