京都南座吉例顔見世興行



本日も精一杯つとめて参りました!



日々、精一杯つとめること、



それは自分にとって、唯一できる事であり、



そうさせてくれる環境があるからです



歌舞伎に出会い、様々な役者に出逢い、



沢山の別れを経験しました。



その日々は間違いなく、



自分を突き動かしてくれる情熱となり、



今も私の身体の中に流れています



私の目が、耳が、身体が、しっかりと覚えている、



その素晴らしきもの達に近づく為に、



日々、精一杯でいられるのだと思います









当月の夜の部


 
弁天娘女男白浪 浜松屋店世先の場




一番の手代の太助として出演させていただいております




私が先の歌舞伎座で、浜松屋の手代にはじめて出演した時は五番目の、一番後ろの手代。




今は先頭の、一番目の手代として、舞台にいます。




約10年程前、五番目の手代が間近で見ていた




あのお姿。

  



「中村屋っ」と、



沢山の大向こうが飛び交うお客席




私が見つめていた、




あの背中、



声、



視線、



間、

 




お姿は懐かしくもあり、目に焼き付いています




あれからの年月の速さには驚きますが、




つい昨日の事のようにも思えます




手の届くところにありそうなのに
気付けばそれは
もう手が届かないところにある





こうして、あっという間に過ぎてゆく時間。




うかうかしちゃいられません!




日々、精一杯を教えてくださった




素敵な出逢いに感謝し




今日という日を、12月5日を、




毎年迎えるのだと思います












「よぉ、お前さん、よかったよ!」



そのお言葉が、



どれだけ嬉しかったか!










明日も明後日も明明後日も、、、



日々、精一杯!!!




橋吾