中村座、仮名手本忠臣蔵、CDプログラムでした。

CDプログラム、残すところ、たったの三回です。寂しさを感じつつ、身が引き締まる思いです。

自分の芝居についての、自分の問いかけに、少しでも答えを見つけていきたいです!


さて、
本日は昨日の記事の続きです!!!

仮名手本忠臣蔵の大序
(仮名手本忠臣蔵の最初の場面)始まる前に、
なぜか、台の上にのっている、立派な格好をした人形が、東西ぶれ(とぉ~ざぁ~い、と言うかけ声)とともに突然登場して、口上を述べはじめる(登場人物、出演者の名前を言う)というような演出があります。


この人形を、
口上人形(こうじょうにんぎょう)と言います



今日はこの、「口上人形」のお話をいたしましょう

この口上人形の発祥は、仮名手本忠臣蔵の初演、1748年から二十五年後、今から約230年ほど前、市村座という芝居小屋(劇場)で忠臣蔵を上演する時に、あまりに出演する役者が多すぎて、


座元の
「市村羽座衛門(いちむらうざえもん)」
のつとめる役がなくなってしまったそうなんです。

そこで、
座元(座長)の市村羽座衛門は

「私は大序の幕あきにでて、役割と口上を述べよう」

とおっしゃって、
人形振りで(人形のような動きをする事、イメージではロボットダンス!)立派に口上をつとめられました。

その結果、
この人形振りの口上が大評判となり、山のような見物客が、劇場に押しかけたそうなんです!大入り!!!


そのことから忠臣蔵の大序では、口上人形が定着したと言われています!

約230年前の出来事が吉例となり、少し形はかわれど、現代でもそのながれをくんで上演されているというわけなのです!

歌舞伎ってすごいですよねー!


この口上人形には、沢山の歴史が詰まってるんですよ!