やはり最終回放送までに、全部は間に合わなかったか・・・。(下書きは全部出来てるけど・・・)
第22話『貫温』
脚本:関口美由紀 監督:大峯靖弘
今回は総集編です、脚本は好編の9話を書かれた関口美由紀さん。水族館で「いのりうた」を歌うイケチヨと、それを見つめる若松。水族館のロケ地は『クウガ』つながり!EPISODE5-6でグロンギの作戦会議をしていた場所です。若松はここで働いているらしい。
イケチヨは水や魚から癒しの“気”をもらいに来たようだ。その様子を見た若松は「想像していたのと違ってなんかすごく穏やかだったっていうか・・・綺麗でした」とイケチヨに伝える。軽い告白みたい(笑)。イケチヨは若松に、留守番中のフクマツの所にも顔を出してやっておくれ、と伝える。イケチヨも山形に向かうことを聞き、今度のイパダダは本当に強いみたいですね、と若松。シリアスなムードになったところで総集編に突入。
総集編はイケチヨの解説で進行します。分かりやすくするため、過去のシーンで構成された総集編パートは太字で表します。
死刑になった犯罪者の魂が悪霊=イパダダとなり、カノンの元彼に憑依したこと、そしてイパダダとオンバケ達の戦いを振り返る。続いて、犯罪者の冴木賢人にフォーカス。人から愛を受けなかった人間は疑う心でいっぱいになり、恨みの塊=イパダダになってしまう、とイケチヨ。
ここで新撮シーン。辺りを歩く2人。「ある意味、可哀想な話ですね」と言う若松に、でもイパダダになったからには退治するしかない、因果なお役目ってもんさ、とイケチヨ。そのイパダダを倒せそうか?という問いに、やれるだけのことはやるしかないね、と覚悟した表情のイケチヨ。
再び冴木が転生したイパダダのシーンを振り返る。今までのイパダダとは成長のスピードも大違いで、一度は封印したが逃げられてしまった。依代(よりしろ)を変えながらいくつかの村を滅ぼし、現在は50魂に膨れ上がっているとのこと。
庭園のような場所で話をしている2人。「けど、このまま100魂にするわけにはいかないからね」イケチヨは若松に、代役のゴンベエが大勝負をかけることを伝えるが、もし万が一のことがあったら・・・と拳をにぎる若松、その腰にはお守りがついている。イケチヨ曰く、万一の場合はブジンサマが必要になるが、ブジンサマは眠ったままだとのこと。
ブジンサマの眠りを覚ますには歌姫(うたひめ)の歌が必要なんですね、と話題はカノンに移る。若松は偶然会ったカノンが現代の歌姫だったことに驚いている。カノンちゃんはただ歌えばいいってもんじゃないんだ、なんせブジンサマが岩になってしまったのは人間に裏切られたことが原因だから、とイケチヨ。
ここからはブジンサマのシーン。人のために頑張ってきたブジンサマが人間に傷つけられ、最後に人間を守った末に岩になった経緯を振り返る。
そんなブジンサマがどうやったら人間であるカノンの歌に耳を傾けてくれるのか?という若松の問いに、カノンちゃんをいい子だと感じてくれたらじゃないか?、とイケチヨ。
続いて、カノンの生い立ち~現在までを振り返る。この中で大学の講義中に、幸太郎が隣の席のカノンのノートにメモ書きをして、カノンもそれに答えるみたいな、付き合い初めの頃を描いたシーンがありましたが、これ本編に出てましたっけ?(出ていたらすみません)
幸太郎と付き合って同棲したはいいが他の女に二股をかけられた上に、人格形成上大事にしていた、死んだおばあちゃんの「人は信じあって生きていくんだ」という教えを象徴する「いのりうた」まで幸太郎に盗用されてしまい、行き場を失くすカノン。さらにうそつきのクラスメイトに授業の代返を頼まれたり、自転車で飛び出してきた男に罵声を浴びせられたり・・・。総集編で一気に観ると短時間でひどい目にあっていて笑える(おい)。そしてやさぐれて外道を働き出す(6話)頃にタイヘイが登場。
「正面から人を信じるタイヘイに救われた」とカノンが言っていた、と若松。それを聞き嬉しそうなイケチヨ。
再び、カノンの歩みを振り返る。総集編なので割とすぐタイヘイと和解し(笑)今度は守谷のエピソードのまとめ。タイヘイが人を信じて傷つくのをみて、人を信じて生きていくことが難しいと思い知らされたんじゃないか、とイケチヨ。「そん時にどういう訳かタイヘイの正体もばれちまってさ、案外そんなことがカノンちゃんを強くしたのかも知れないけど」
カノンのその後。「いのりうた」を盗用した幸太郎が所属するバンド、0℃(レードシー)に関して。事情を知らなかったボーカル担当・サキとの和解、友情の芽生え。カノンより一足先に世の中の厳しさを知っていたサキもまた、カノンの背中を押してくれたんだ、とイケチヨ。その後はピアノ少女・くららとの出会いと別れを紹介。「カノンちゃんは自分を信じて正直に生きようとするんだけど、世間の荒波って奴はけっこう激しくて。カノンちゃんの思いは足踏みしちまうんだよ」
自分でなんとかしたいと思ってもできないことはある、優しさには可能性もあるけど限界もある、と若松。その辺りを気付かせてくれたのはカノンちゃんのオヤジさんだったみたいだねえ、とイケチヨ。
ここからは父・ばろくの登場、そしてかなめのエピソードを振り返る。「優しさだけじゃ、世の中渡っていけないって思ったんだろうねえ。強さも身に着けたカノンちゃんは、本当にいい子になってきたと思うよ」とイケチヨ。
今のカノンちゃんなら、ブジンサマの心に届く、あの子なりの新しい「いのりうた」を歌うことができると信じてる、とイケチヨ。そろそろ行く、と言うイケチヨに若松は手を差し出し、目と目で会話する2人。握手した手を放すと、イケチヨの手のひらには、さっきまで若松が腰に着けていたお守りが握られていた。お守りを胸の谷間にしまい(笑)、立ち去るイケチヨ。
「(岬(カノン)さんもがんばって。君が掴み取った心の温かさはきっと伝わるから)」、と若松。うーん、主人公に繋げたい気持ちは分かるけどここは若松の心情的にイケチヨを案じるモノローグで良かったんじゃないかな。カノンのカット~ブジンサマのカットで終了。
ということで高寺作品といえばやっぱりきました、総集編回。全26話しかないのに総集編をやるとは思わなかったですが(笑)、ファンの多そうなイケチヨと、登場の少なかった若松にフォーカスしたということでなかなか良かったんじゃないでしょうか。2人の間に漂う、というか本話の若松に感じるイケチヨへの寵愛ムードが良かったです。若松といいカノンといい、相手が何百歳と離れていて、しかも人間じゃなく元鎧カブトや元金魚であっても恋愛モードになるもんなんですね(笑)。あれだけ色気を振りまきながらイケチヨは男にちやほやされる描写が1話のトラック運転手位しかなかったので、今回はそういう意味でも本領発揮で(?)良かったかなと。
なおこのエピソードはブルーレイBOXにしか入らないとのこと。ただ個人的には放送した回は買ってくれる人への礼儀として(?)DVDにも全部収録して、その上でブルーレイBOXだけのオリジナルエピソード(クウガの「乙彼」的な)を作るとかで購買意欲を促進して欲しかったなあ。どっちにしてももうBOX買うからいいけど(笑)。
大魔神カノン Blu-ray BOX3 初回限定版/里久鳴祐果,眞島秀和

¥26,250
多分ここに収録されます。

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第22話『貫温』
脚本:関口美由紀 監督:大峯靖弘
今回は総集編です、脚本は好編の9話を書かれた関口美由紀さん。水族館で「いのりうた」を歌うイケチヨと、それを見つめる若松。水族館のロケ地は『クウガ』つながり!EPISODE5-6でグロンギの作戦会議をしていた場所です。若松はここで働いているらしい。
イケチヨは水や魚から癒しの“気”をもらいに来たようだ。その様子を見た若松は「想像していたのと違ってなんかすごく穏やかだったっていうか・・・綺麗でした」とイケチヨに伝える。軽い告白みたい(笑)。イケチヨは若松に、留守番中のフクマツの所にも顔を出してやっておくれ、と伝える。イケチヨも山形に向かうことを聞き、今度のイパダダは本当に強いみたいですね、と若松。シリアスなムードになったところで総集編に突入。
総集編はイケチヨの解説で進行します。分かりやすくするため、過去のシーンで構成された総集編パートは太字で表します。
死刑になった犯罪者の魂が悪霊=イパダダとなり、カノンの元彼に憑依したこと、そしてイパダダとオンバケ達の戦いを振り返る。続いて、犯罪者の冴木賢人にフォーカス。人から愛を受けなかった人間は疑う心でいっぱいになり、恨みの塊=イパダダになってしまう、とイケチヨ。
ここで新撮シーン。辺りを歩く2人。「ある意味、可哀想な話ですね」と言う若松に、でもイパダダになったからには退治するしかない、因果なお役目ってもんさ、とイケチヨ。そのイパダダを倒せそうか?という問いに、やれるだけのことはやるしかないね、と覚悟した表情のイケチヨ。
再び冴木が転生したイパダダのシーンを振り返る。今までのイパダダとは成長のスピードも大違いで、一度は封印したが逃げられてしまった。依代(よりしろ)を変えながらいくつかの村を滅ぼし、現在は50魂に膨れ上がっているとのこと。
庭園のような場所で話をしている2人。「けど、このまま100魂にするわけにはいかないからね」イケチヨは若松に、代役のゴンベエが大勝負をかけることを伝えるが、もし万が一のことがあったら・・・と拳をにぎる若松、その腰にはお守りがついている。イケチヨ曰く、万一の場合はブジンサマが必要になるが、ブジンサマは眠ったままだとのこと。
ブジンサマの眠りを覚ますには歌姫(うたひめ)の歌が必要なんですね、と話題はカノンに移る。若松は偶然会ったカノンが現代の歌姫だったことに驚いている。カノンちゃんはただ歌えばいいってもんじゃないんだ、なんせブジンサマが岩になってしまったのは人間に裏切られたことが原因だから、とイケチヨ。
ここからはブジンサマのシーン。人のために頑張ってきたブジンサマが人間に傷つけられ、最後に人間を守った末に岩になった経緯を振り返る。
そんなブジンサマがどうやったら人間であるカノンの歌に耳を傾けてくれるのか?という若松の問いに、カノンちゃんをいい子だと感じてくれたらじゃないか?、とイケチヨ。
続いて、カノンの生い立ち~現在までを振り返る。この中で大学の講義中に、幸太郎が隣の席のカノンのノートにメモ書きをして、カノンもそれに答えるみたいな、付き合い初めの頃を描いたシーンがありましたが、これ本編に出てましたっけ?(出ていたらすみません)
幸太郎と付き合って同棲したはいいが他の女に二股をかけられた上に、人格形成上大事にしていた、死んだおばあちゃんの「人は信じあって生きていくんだ」という教えを象徴する「いのりうた」まで幸太郎に盗用されてしまい、行き場を失くすカノン。さらにうそつきのクラスメイトに授業の代返を頼まれたり、自転車で飛び出してきた男に罵声を浴びせられたり・・・。総集編で一気に観ると短時間でひどい目にあっていて笑える(おい)。そしてやさぐれて外道を働き出す(6話)頃にタイヘイが登場。
「正面から人を信じるタイヘイに救われた」とカノンが言っていた、と若松。それを聞き嬉しそうなイケチヨ。
再び、カノンの歩みを振り返る。総集編なので割とすぐタイヘイと和解し(笑)今度は守谷のエピソードのまとめ。タイヘイが人を信じて傷つくのをみて、人を信じて生きていくことが難しいと思い知らされたんじゃないか、とイケチヨ。「そん時にどういう訳かタイヘイの正体もばれちまってさ、案外そんなことがカノンちゃんを強くしたのかも知れないけど」
カノンのその後。「いのりうた」を盗用した幸太郎が所属するバンド、0℃(レードシー)に関して。事情を知らなかったボーカル担当・サキとの和解、友情の芽生え。カノンより一足先に世の中の厳しさを知っていたサキもまた、カノンの背中を押してくれたんだ、とイケチヨ。その後はピアノ少女・くららとの出会いと別れを紹介。「カノンちゃんは自分を信じて正直に生きようとするんだけど、世間の荒波って奴はけっこう激しくて。カノンちゃんの思いは足踏みしちまうんだよ」
自分でなんとかしたいと思ってもできないことはある、優しさには可能性もあるけど限界もある、と若松。その辺りを気付かせてくれたのはカノンちゃんのオヤジさんだったみたいだねえ、とイケチヨ。
ここからは父・ばろくの登場、そしてかなめのエピソードを振り返る。「優しさだけじゃ、世の中渡っていけないって思ったんだろうねえ。強さも身に着けたカノンちゃんは、本当にいい子になってきたと思うよ」とイケチヨ。
今のカノンちゃんなら、ブジンサマの心に届く、あの子なりの新しい「いのりうた」を歌うことができると信じてる、とイケチヨ。そろそろ行く、と言うイケチヨに若松は手を差し出し、目と目で会話する2人。握手した手を放すと、イケチヨの手のひらには、さっきまで若松が腰に着けていたお守りが握られていた。お守りを胸の谷間にしまい(笑)、立ち去るイケチヨ。
「(岬(カノン)さんもがんばって。君が掴み取った心の温かさはきっと伝わるから)」、と若松。うーん、主人公に繋げたい気持ちは分かるけどここは若松の心情的にイケチヨを案じるモノローグで良かったんじゃないかな。カノンのカット~ブジンサマのカットで終了。
ということで高寺作品といえばやっぱりきました、総集編回。全26話しかないのに総集編をやるとは思わなかったですが(笑)、ファンの多そうなイケチヨと、登場の少なかった若松にフォーカスしたということでなかなか良かったんじゃないでしょうか。2人の間に漂う、というか本話の若松に感じるイケチヨへの寵愛ムードが良かったです。若松といいカノンといい、相手が何百歳と離れていて、しかも人間じゃなく元鎧カブトや元金魚であっても恋愛モードになるもんなんですね(笑)。あれだけ色気を振りまきながらイケチヨは男にちやほやされる描写が1話のトラック運転手位しかなかったので、今回はそういう意味でも本領発揮で(?)良かったかなと。
なおこのエピソードはブルーレイBOXにしか入らないとのこと。ただ個人的には放送した回は買ってくれる人への礼儀として(?)DVDにも全部収録して、その上でブルーレイBOXだけのオリジナルエピソード(クウガの「乙彼」的な)を作るとかで購買意欲を促進して欲しかったなあ。どっちにしてももうBOX買うからいいけど(笑)。
大魔神カノン Blu-ray BOX3 初回限定版/里久鳴祐果,眞島秀和

¥26,250
多分ここに収録されます。
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