昨日の続き、去年の今日の話です。
病院のベンチで仮眠を取るのも少しは慣れて、1時間でも何となく
眠れるようになって迎えた朝。
7時台には、両方の母が到着して、午前中にはパパの父と妹も
来てくれました。
そこからは、りっちゃんの周りで常に誰かがついている状態で、
りっちゃんを囲んでみんなで過ごしていました。
先生からは、「いつ心臓が止まってもおかしくない状態」と
言われていましたが、不思議な感覚なのですが、
そうやって皆でりっちゃんの周りで穏やかに過ごしていると、
りっちゃんの体の中で何か奇跡が起こって、病気が治っていって
いるのではないか、という気持ちが湧いてきたのも事実です。
前日までとのりっちゃんの変化と言えば、鼻や口から液体が
出るようになったのでしょっちゅう拭きとってあげたり、吸引を
お願いするようになったことでした。
午後には、弟が自分の家に戻り、夜には他の家族も私たちの自宅に
帰ったので、その日はパパと2人病院で夜を明かしました。