〇 職場の「今の空気」をどう測るか、5段階に分類できるそうです。
・1段階;「ハラスメント」
・2段階;「ハラスメント グレーゾーン」 規律に抵触するわるふざけ、からかい
・3段階;「インシビリティ」 礼儀や尊重を欠いた行動や言動
・4段階;「シビリティ」 礼節をわきまえた言動・態度
・5段階;「リスペクト」 精神性を伴う尊敬
〇 さらに、「インシビリティ」に興味を覚えましたので、「津野教授のインシビリティ」を検索したら、「日本の人事部」ウエブサイトに津野教授の論考が掲載されていました。
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/4026/#heading_2_2
・インシビリティはハラスメントほどの加害性はないものの、積み重なると大きなストレスになりそうです。
「インシビリティ」は、日本語で「礼節の欠如」や「無礼」「配慮のなさ」と訳されます。具体的には、あいさつを無視する、相手の意見に関心を示さない、特定の人だけ「ちゃん」付けや「お前」呼ばわりをするといった行動を指します。ハラスメントは嫌がらせである一方で、インシビリティは悪意がないものが多く含まれる点が特徴です。行為者側は親しみを込めたつもりだったり、無意識だったりしますが、受け手に「自分は対等に扱われていない」「軽んじられている」といった印象を与えます。
〇職場のシビリティの測定項目(CREWシビリティ尺度日本語版より)
・メンバーはお互いに敬意をもって接している
・協力体制やチームワークがある
・対立や不和は公平に解決されている
・個別性は尊重され、大事にされている
・一緒に働いている人たちは、一人の人として関心を寄せている
・一緒に働いている人たちは、困ったときに頼りになる
・上司やチームリーダーは、さまざまな経歴や生い立ちをもつスタッフらとうまくやっている
・この組織は差別を容認していない
〇これって、以前紹介した「心理的安全性」と共通する考え方ですね。
心理的安全性とは、 「チームの中で自分の意見や疑問、失敗の報告などをしても、恥をかかされたり罰されたりしないとメンバー全員が確信しており、対人リスクを安心して取れる状態」 を指し、学習や挑戦、イノベーションを促す土台となる概念です。
〇 さらに詳細を知りたい方は
「CREWプ実施ログラムマニュアル」2019.3 研究代表者:島津 明人教授(現;慶応大学 総合政策学部)を参照してください。
https://hp3.jp/wp-content/uploads/2019/06/03.pdf