年始挨拶回りラストの沼津で

若干時間が押していたので、

早く料理が出てくる町中華に

行ったら、

 

 

アレ?やってない。

ゴミが出てるし、貼り紙がある。

よく見てみると、

 

 

 

ショックですあせる

卒業後、最初に担当した地区の

なじみの店で、「38年間」から

逆算すると、34年間のお付き合い。

ということは開店4年目あたりから

の客、ということですが、それに

しては当時からすでに「時代が

付いて」いた風情がありました。

 

Aセット(ラーメン+チャーハン)は

昔は丁度いい感じのボリュームで、

この店に来ると必ずAセット。

 

残念ですがしょうがない。

厨房のおじさん、注文取りに来る

おばさん、油で煤けてセピア色に

なった岩崎恭子ちゃん(バルセロナ

五輪金メダリスト)の色紙、

いろいろ脳裡に去来します。

お世話になりました。

 

 

夜は毎度の焼き鳥屋で新年会。

 

 

昼の件があるので、この店の

後継者は大丈夫かな? なにしろ

32年前から、お齢を召した

″お姉さま” 方がメンバー不動で

切り盛りしているわけで・・・

若干気がかりでしたが、この日は

黒Tのオジサンが厨房に入って

焼き鳥を焼いていた(馬から落馬

した)ので、少し驚くとともに

安心する。

 

NHK『世界入りにくい居酒屋』

では、地域の名店を閉店させまい

とする常連が店を継承したりして

いるから、この店もゆくゆくは

同様にバトンをつなげてもらい

たいものです。

 

人気店は「価格」「量」「味(質)」

の三角形がうまい塩梅になって

いるものだ。

「味(質)」の良し悪しは言を俟た

ないが、案外重要なのは「量」。

値段が高くても「量」がそれなりに

キープできていれば、セーフなのである。

 

それらに加えて、店の「雰囲気」

(見た目と温かさ)が伴っていれば

申し分ない。

 

この焼き鳥屋さんはそのお手本

のような店である。