不覚にも年末直前に体調を崩した。

 

大掃除の一日前、連チャンの出張からの

あさイチ北関東方面営業で、すべて営業を

やり切り、会社へ戻る途中の車で嫌な感じ。

腰のあたり、節々が微妙に痛い。熱が

ある感じ・・・携行した体温計で計ると、

ワオ! 37.4℃じゃないか。これは

インフルAだな・・・

 

会社に入らず、そのまま病院へ直行する。

医師:「どうされました?」

わたし:「どうも調子が悪くて・・・

  先生(のようなプロ)を前に、勝手に

  自己診断を申し上げますと、コロナ

  よりもインフルAではないかと思います」

医師:(鼻で笑って)「インフルエンザの

  患者さんはそんなに元気ないですよ。

  もっと辛そうというか大変そう。

  風邪じゃないですかね?」

 

うーん、この会話、以前にもしたなあ。

10年くらい前の年末に、この医師の

父上と確かにした記憶が蘇る。

問診で親子で同じ診断をするとは・・・

なんか、さすが!である。

普通の風邪の薬を数日分処方される。

 

 

ということで、大掃除一日前に早々に

リタイア。会社へ入って病気をうつし

ちゃいけないからね。

(表の)仕事には穴をあけない信条は達成。

(大掃除は戦力になれずスマン)

 

 

そういえば昨年は、大掃除後の夜にコロナ

になったっけ。本当に年末は鬼門だ。

理由は遊び過ぎ。ゴルフを11月に8回、

12月に6回、飲み会は数えていない、

他での宿泊も数えていない、そこに加えて

予算策定、賞与決定、落語会の設営など、

遊びと仕事、入り乱れての忙しさであった。

 

 

家では隔離され、NETFLIXをみる。

NETFLIXは病気の時に見るものだと

つくづく思う。(昨年は韓流ドラマ

『海街チャチャチャ』(全16話)を一気見)

 

 

まずは話題になっていたドラマ『VIVANT』

から行くか。

 

 

阿部 寛がカッコよい。演技がどうのとか、

そんなのはどうでもよく、存在自体が絵になる。

堺 雅人もTBSドラマ風にいつもの感じ。

特筆はロケ地(モンゴル?)の映像美であろう。

これだけのために見る価値あり。

話は荒唐無稽で、冷静に考えると超バカバカしい。

しかし阿部ちゃんとモンゴルの美しさに1票。

発熱した日と翌日に全10話見切る。

 

 

つづいてアテがないまま、NETFLIXを

さまよい、これは韓流かな、と見始めたのが

『ブラッシュアップライフ』。

おっと、この女性(安藤 サクラ)見たこと

あるし、日本語じゃん。

 

 

死後に来世に進むか、それとも今世をやり直して

徳を積み、希望する来世に行くか、という、

輪廻転生がちょっと入った、バカリズム脚本で

あった。女子のゆるい会話がリアルでよい。

それと車に轢かれるシーンも妙にリアルだ。

 

ロケ地が背景の山の格好から大山から三の塔

だから、秦野あたりかな、とおもったらその通り。

舞台設定は架空の町・北熊谷市となっています。

 

病身にはいいドラマでした。2日間で10話を見切る。

 

 

風邪も一泊二日でほぼ解消したが、隔離はそのまま。

3作目もネトフリを巡回して、吉田 鋼太郎の

『おいハンサム!』(全8話)を見る。

 

昭和を感じさせる一本気な男・伊藤 源太郎(吉田)

とその三人の娘の織りなすホームドラマである。

 

 

吉田 鋼太郎演ずるどこかの会社の営業本部長の

台詞が、ことごとくシックリいくのは、

こちらも昭和の価値観ドップリのせいであろう。

 

迫力はあるが威厳がない父親に育った3娘は

そろいもそろって男運がない。長女は不倫、

次女は旦那の浮気、三女はダメダメ君と同棲、

なかなかの設定である。

そんな中、MEGUMI演じる母親がいい

アンカーとして存在感を放つ。

 

3日間で3連ドラを見切り、すっかり体調も

回復です。