相模湾に浮かぶ大島。
朝、曇から差し込む光で宗教画の
ような光景が広がっていた。
何かが起きそうな予感すら感じさせられる。
大倉財閥2代目総帥の大倉喜七郎男爵が
イギリスから持ち込んだゴルフという文化。
無いのなら作ってしまおうと、CHアリソン
に設計を依頼し、人工作業で作り上げた
クラシックコースである。
それが今ではゴルファーの憧れ、人生一度は
プレーしてみたいコース、女子プロの
トーナメントコース、米国ゴルフマガジン誌
が選出する2023年~2024年の『世界ゴルフ
100選』において53位に選出されている。
OUT1番(パー4)
打ち下ろし ドライバーはよく当たってスタート
OUT7番(パー4)
グリーンが海に浮いているような錯覚を覚える
IN11番(パー5)
灯台に向かう名物ホールのパー5
フェニックス(カナリーヤシ)が南国を演出
IN15番(パー5)
左が海に切れ落ちる名物ホール。
IN16番(パー3)
砲台グリーンとなっている、これまた名物ホール
①風にあおられ左にフックしたボールがグリーン
奥左下のアリソンバンカーへ。バンカーで②③④⑤を
打って、大きくグリーンオーバー。返しの⑥は再び、
グリーンと左下バンカーをもっと越え、ラフへ。
⑦はグリーンを越え、右上に配されたバンカーへ。
⑧でグリーンにのせ、⑨⑩2パット。
パー3で10打。
何か起きそうな予感は「バンカーで大叩き」
する予感だったとは・・・
【アナリシス】 ゴルフだけに集中して
プレーしていればいいものの、のんきに
写真を撮りながら、「うわの空」「油断」
「気が散った」状態ではスコアは望めず。
不注意にも名物のアリソンバンカーに
ことごとく嵌り、撃沈。
『アリソンもなかなかいい仕事をするわい』
と捨て台詞を残すありさまとなった。
パー4回、ボギー5回と私としてはまあまあ
良かっただけに大叩きのホールが悔やまれる。
ま、でもそれもいい思い出。
もし次回来たときは写真は封印しよう。