通勤途上、車窓から平和島ボートレースの看板が目に入る。
『第1回全国ボートレース甲子園』
いろいろ勝ち上がっていくトーナメント戦なんだろうなあ、と
考えるが、ふと、こういったところに『甲子園』を使われることに
なんの抵抗もないことに気がついた。
日本人はこういった言葉の使用に無頓着である。
たとえば最近はあんまり言わなくなったが、『○〇のメッカ』という
言い方がちょっと前までよくあった。○〇は歓楽街だったりすることが
ままあり、在日のイスラムの方からの強い抗議で、最近では
マスコミでは使われなくなった。
そこで最近よく使われているのが『聖地』である。聖地巡礼、アニメの
舞台となった場所を訪問することが、日本のみならず海外のファン
の間でもとてもポピュラーになった。
人それぞれ、その人なりの聖地があり、そこを訪問して楽しむ昨今だ。
それで何が言いたいかというと、日立製作所 笠戸事業所
へ 行ってきました。
日本人ならみんなが知っている 『鉄ちゃんの聖地』である。
というのは言い過ぎで、わたしはてっきり日本海側の山口県だと
思っておりました。よくわかっておりませんでした、ハイ。
そしてそこはあまりに遠い。新幹線(乗車)で品川から4時間10分以上。
ずいぶん乗ったぜ、新幹線!
道中、カチカチに凍り、硬くてスプーンが入らないことで有名な
車内販売のアイスを食べながら、同行者と行く。
午後1時半過ぎの博多行きは、常時満員。てっきり新大阪を
過ぎれば、半分はいなくなると思っていたら、確かに降りたのも
多いが、入ってくるのも多い。そんなんで、新神戸、岡山、広島と
出入を繰り返し、常にほぼ満員の自由席。わさわさと人の
出入りで落ち着かないので、帰りは指定席で帰ろうと思った。
瀬戸内海が駅から見える
今日は着くだけ。見学は明日。(つづく)