トランプ大統領の登場でなにかと矢面に立たされている感のある
メキシコ。NAFTAがどうした、国境の壁がどうしたと、ごり押し
トランプに押されまくっている感があります。
さて今回のメキシコ旅行の目的の一つは、取引先のオーエスジー社の
現地工場見学というものがありました。オーエスジー・ロイコ。
もともとはメキシコにあったタップメーカー・ロイコ社を1994年に買収し
傘下にした。ちょうど四半世紀前である。現在は工場を拡張している
真っ最中で、生産能力が足りないほどに忙しい。
ではこの25年間がすべて順調であったかというと、必ずしもそうでは
なかったそうだ。当然のことだが、親会社や日本の従業員との、
いわばカルチュアの差というものも、当然あったことであろう。
しかしながらここ数年の自動車産業のメキシコへのシフトにより、
日系企業が相次いで進出し(現在1300社にのぼるそう)、その影響
もあり、オーエスジー・ロイコは多忙を極める。グローバルに展開している
彼の会社の海外部門でも稼ぎ頭の一つにまで成長したそうだ。
しかし、そこにきてのトランプ大統領の登場とその保護主義的な
政策である。それはちょっと気になるところだ。
工場を見学し、今回アテンドいただいた、『機械工具業界を
代表する会』メンバーでもある、Sさんと表で記念撮影を撮る。
いろいろとよくしていただきました。感謝!
タップ君のメキシコバージョン サボテンはこういうかっこでなきゃ