日本国際工作機械見本市(JIMTOF) | そういえば・・・

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橋本商工株式会社の社長のブログです

金土と日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に行ってきました。

   JIMTOF= Japan Int'l Machine Tool Fair の略。

   工作機械のことを英語で machine tool という。学校で教わった英語では

   machine だけでよいじゃないか、という気にもさせられますが、ここは正確に

   きちっと押さえておきましょう。ワンポイント英語です。

   ちなみに工作機械とは金属を削りながら形にしていく機械のことを指し、その

   代表格が旋盤やフライス盤(マシニングセンタ)と呼ばれる機械で、必ず(削る

   ための)切削工具が必要です。

   プレス機械のように削らない機械のことは鍛圧機械と呼ばれ、工作機械とは

   若干カテゴリーが違います。

あと火曜も行くつもり。平日の金曜をなめていました。あまりの人の

多さに圧倒され、疲れました。

 

 

今回のJIMTOFのテーマは〝つなぐ″。AI(人工知能)やIoT(モノの

インターネット)に代表される技術により、ヒトとモノづくりが、まさに

Connected!(つながった)。

 

 

見本市なので、最新鋭の商品の展示会・商談会である一方、将来は

こうあるべき的な展示もいくつもあった。工具ではこてこてな商品展示、

人海戦術で対応されていた三菱マテリアルさんのような会社さんが

一般的だが、サンドビックさんのような、ディスプレーに重きを置いた

展示も新鮮といえば新鮮。

Explore. Connect. Advance. 

(探検.つながる.前進させる) 金属加工におけるインダストリー4.0

ソリューション。日本人にはちょと早い気がしないでもないが、いつも

サンドビックさんが世界の工具をリードしてきたことに鑑み、

理解できないわたしがまだまだなんだな、と思うことにした。

 

 

工作機械の方では昨今の人手不足という大きなトレンドを捉え、

ロボットとの協働が大きなテーマに。FANUCさんの『緑のロボット』

のように、従来は安全柵を配さないと使用できなかったロボットが、

人間と作業を分担していくさまもまさにconnectedであり、advance。

見ておいた方がよい。

 

 

 

 

超大物(航空機のエンジンカバー)もなんのその

 

所感として今まではロボット導入や自動機化といったものの

前提には「量産だから」という前提があったが、AI技術のBreakthru

で非量産ものへのロボット化の道が開けられそうな気がします。

 

〝つなぐ″といえば、関係各社の幹部の方/ 現担当の方/ 以前

ご担当いただいた方と話しができ、わたし的にもつながった

JIMTOF 2018でした。