雪降りのため、クルマ運転に自信のないわたしは電車で出勤。JR蒲田駅から
徒歩で会社に向かうと、途中いくつかの会社の社員や住民の方が家の前の
雪かきをしていた。お陰さまでそういったところは大変通りやすく、なんとなく
嬉しい気がするものだ。
うちの会社に着くと、すでに会社前の歩道は雪掻き済み。ありゃりゃ、おいおい
もうやっちゃったのか(遅かったか)・・・と、申し訳ない気分になる。
裏の駐車場を雪かきをしている社員に謝意を示し、改めてデッキブラシをもち
表の通りの雪掻きに参加する・・・
話は変わるが、だいぶ以前、家内の友人夫婦を訪ねるため、アメリカ北東部の
ボストンに遊びに行った時のこと。ボストンの冬は寒いという話から、除雪の
話しになった。彼の旦那氏曰く、「ここボストンでは雪が降った後に住民は
自宅前の除雪はキチンとするんですよ。なんでかというと、しないでもし、
通行人が滑ったりしてケガなんかされると訴えられますからね」 というのに、
大変驚かされたものだ。
法律や訴える/られるという動機で行うことと、自然に、当たり前に(自発的に)
行うこととの、この天と地ほどの差のモラルの違い。
日本では、当たり前すぎて誰も言うことはしないが、わたしはとても立派な
ことであろうかと思います。