1/17(水)
某県某市の田舎道を車で走行中、対向車の荷台の荷物がくずれ、
すれ違いざまに接触する事故に遭ってしまいました。
相手はお年寄りの運転する軽トラック。荷台に長いスレートを積んで
輸送中、一応ロープで固定していたようだったのですが、運転中の
振動と向かい風による抵抗などで緩んでしまった模様。
ちょうどわたしの車とすれ違う直前でスレートがわたし側の車線に
倒れ掛かり、あたかもわたしの車が〝ウェスタンラリアート″を喰らう
かたちに。幸いなことにラリアートしてきたのが、薄い金属の波板で
あったこととお年寄りの運転する軽トラであったため、被害は右側の
損傷だけで済みました。
残念なことは、昨年当社の営業車が事故にあうことがあったため、
全車にドライブレコーダを装着するように指示したのですが、
あいにく、わたしだけが装着しておりませんでしたので
『衝撃の事故の瞬間』 を録画できませんでした。
録れていれば、いま、皆さんとこの場を借りて共有して盛り上がれたのに・・・
それだけが残念です。
ところで会社に帰社したら、管理のH君がニヤニヤと、でも一応心配する
そぶりを見せつつも、「社長、走馬灯のように(人生が)思い返せましたか?」と。
瞬間的な出来事だったので、「あたかも栗を煮ていた時にうっかり寝入って
しまって、自分の人生の栄達をかみしめている途中にハッと起きたら、
まだ栗が煮立っていなかったくらいの時間だったので・・・見れなかった」と、
小粋に返したらH君は 「・・・?」 と、ちんぷんかんぷんな様子。
傍で聞いていたW女史が、「それは粥では?」と、『邯鄲(かんたん)の夢』
の故事を正しい方に修正してくれたとさ。