板門店、はんもんてん、というと何か中華か何かのレストランの
ような響きですが、パンムンジョムと発音すると、急におどろおどろ
しくなるのが板門店。北の兵士の脱走と銃撃で久し振りに
その名前を聞きました。
そうだ、昔行ったっけな~、と写真を取り出してみると、2012年5月
なので、早いものでもう5年半前の話。
向こうの建物が北朝鮮の板門閣(パンムンガク) 水色の建屋が軍事停戦委員会本会議場
板門店ツアーの核心に向かう途中、サングラスで視線が読めない
アメリカ兵が一人バスに乗り込んできて、窓外の写真撮影をしない
ように車内を監視。ノージョークな張り詰めた雰囲気に早変わりする。
万が一、外の写真など撮ろうものなら、その場で降ろされ「歩いて帰れ」
ではなく、全員連帯責任で板門店に着く前にUターン、お帰りに
ならなければならないというルール。途中、戦車が10数両砲身を空に
向けて(多分攻撃すべき場所に照準はあっているのだと思います)
準待機状態であったところは写真にしたかったです。残念!
緊張感あふれるDMZの中のJSA。非武装地帯(Demilitarized Zone)
の中の共同警戒区域(Joint Security Area)。なんとなく英語でいうと
カッコいいから書いてみました。ただそれだけですが。
ツアーも終わりに差し掛かったところでDMZにある土産物屋に
バスは寄る。前にいたおじさんが「これはいい!最高の土産じゃん」
というのにつられて買ってしまった人形がコレ。
ヘルメットには憲兵(ホンビョン)の文字が
わが家のリビングを今日も守ってくれています。
軍事停戦委員会本会議場仕様 半身ですぐに撃てるように