ひーはー | すぱイしー ているず

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支倉凍砂の日常と、とりとめもない思考を書き記すブログ。

というわけで、取材旅行に行ってきました。

なにせ書いてる小説の落ちを書こうと思ったら、実際にそこに行かないとだめだということに気がついたので行ってきました。


本当はグーグルのストリートビューで済まそうかと思ったのですが、残念ながら映像がなく……。

二泊三日でした。


どうしても高速バスに乗る必要があって、どっから乗ろうかなあと思案して、当初は京都だったのですが、京都も飽きたなあ、ということで大阪にすることに。



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ついでにこういう魚類を見てきました。



で、現地の友人らとご飯。

1人はサラリーマン。もう一人はサラリーマンやってたけど一念発起して医学部受験という、本当にそういう人いるんだ!という人。

でもまあ、東大卒だしね。けっ。


で、なにを食べたいと聞かれたから、串アゲと即答。

お店も大当たりて、すごいおいしかったです。


ROつながりの友人らなので、今年から開始されるのではないかというFF14の話でひとしきり盛り上がったりして、お開き。

私はそのまま電車に乗って神戸の三宮で宿をとりました。




で、そこで高速バスに乗って●●(落ちに関わるので言えない><)まで行ったのですが、そこでひと波乱。


市の観光パンフレット片手にあっちこっち回ってたんですが、なんか、地元民があんまり知らない(:D)| ̄|_


地図もすごい大雑把なもので道に迷ったので、道行くお年寄りに尋ねました。

宿に寄る前に来たので、背中にはノーパソ背負って、手には読もうと思ってたハードカバーの書籍が四冊も入ってたので、あんまり歩きたくなかったのです。


で。



私「あのー、すいません。ここに行きたいんですけど……」


湯ばーば「ああ~? ああー、これかあー。これは、あれだね」




と、びしっと一点を指差します。

私はそちらを目で追って、「(´ω`;) 」みたいな顔になりました。




私「え、あそこ? ですか?」


湯ばーば「うむ! あそこじゃ! あそこをめざすのじゃ~~~」





と、山の頂上を指し示します。


確かに山の上には神社らしき建物が見えているのですが、ロープウェイとかなんかそんなたぐいのものは見えません。



私が、


私「ど、どれくらいの距離がありますか?」



と聞くと、



湯ばーば「ん。若いんだから二十分で行ける。道も舗装されとる」


私「(´ω`;;;) 」



でも、ここから宿に行ってまた翌日来るのもすごく面倒だったので、仕方ない、行くかー、と。


で、さらに途中でまた別のご老人に道を聞いたら、やっぱり山の頂上を指し示すので、うおー、と登りました。

うおー。




もう、本当、うおー。



途中で汗だらだら出てきて、座り込む始末。

でも、地元の人たちは健康のためなのか、結構上り下りしている人がいました。


で、四十分かけてついに山頂の神社に辿り着きました!




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私「素晴らしい眺めだなああああああああ!!!!!



  で、ここの神社じゃねえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」



誰もいない山頂の神社で絶叫。


でもまあこれもなにかの御縁と、五円玉をさい銭箱に入れてお参りしてきました。



というか、帰り道はもうタクシー呼ぶぞ絶対呼ぶぞ、と思っていたのですが、人も誰もいない。

社務所も空。


絶望していたところに、別の参拝客が!


聞いたら、私が探しているのは昇ってきた山道の入り口近辺にある神社だよー、とのこと。


リアルに、



(:D)| ̄|_



てなりました。



酷い目にあったよう、と泣いていたら、おじさんがおもむろにリュックの中からなにかを取り出しました。




おじさん「ほら、お茶と甘いものあげるから元気だしな」




はせくら は うろーんちゃ と ういろう を てにいれた!



私「ありがとうございます!」


おじさん「ん。うまいか、うまいだろ!」


私「うまいです!」


おじさん「ん」



はせくら は しんじるこころ を とりもどした !



というわけで下山して、二人目の御老人に道を聞いたすぐ近くにあった目的地に着き、事なきを得たのでした。



で、宿に帰って風呂入って、なぜか宿を予約した時にくっついてきたラーメンのタダ券を使ってラーメンを食べに行ったんですが、そこのラーメンはうまかった! うまかったが!


隣の席に座った二人組が!







とある科学の超電磁砲、の話をしていて、('A`) てなった。



俺を支倉と知っての狼藉か! と隣でずっと思ってました。


しばらく聞き耳を立てていたのですが、私の話は出ることなく、しょんぼりしながら帰りました。

(話が出たら、私が支倉です! と立ち上がり、ラーメンのスープを染み込ませた箸でTシャツにサインを書いてあげるつもりでした)




で、帰り道に、このすさんだ心をいやすにはケーキしかない、と思い、デパ地下でケーキを二つ買い、宿に戻りました。


そしたら。


フォークがねえええええええええええ



えー、どうすんのこれ ('A`)


と、絶望していたのですが、ホテルには大抵湯のみとか紅茶のセットが置いてあって、かき混ぜるためのスプーンくらいあります。

スプーンでもいいか、と思って棚を開けたら、案の定金属製のスプーンらしきものが。



やれやれ、助かった。


で、よく見たら、




栓抜きだった。∈(・ω・)∋





∈(・ω・)∋




結局、手で持ってかぶりつきました。






で、今日帰ってきました。

取材した先からガシガシ書いてたので、家にいるより進んだかな……。

空港の食事所では、店員さんが気を利かして電源貸してくれた。助かったー。


結構早い時間に東京に着いたので、一端家に帰って荷物置いたら、そのまま出勤。

ワーカホリックですね。えらい!


ただ、まあ、仕事できるわけもなく、ジュンク堂行って、本買って読んでました。


というか、今日ジュンク堂行ったら、私のために出したとして思えないような本が置いてあって、速攻手にとってしまいました。

もう、レジに出す時点でにやにやが止まらず、仕事場にいた杉井さんと鈴木さんに早く見せたい! という衝動をこらえきれませんでした。



その本と言うのはっ…………!

































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〈リア充〉幻想―真実があるということの思い込み







一気に読んでしまったあああああああああああああ


リア充なんて幻想だよ、て意外にすごく落ち着いたトーンで、すごく当たり前に指摘してくれる本でした。


まあ、自意識とか、そういうくだりは読んでて、反省するところもちらほら……ちらほら……はらほら……ひれはれ……



けど、どっちかってーと私のような人間が読むと元気が出る感じでした。

私がリア充に言われた一番むかついた一言は、



「ブログで自分の考えアップしてるやつって、家に帰って自分の話聞いてくれる奴がいないからだろ?(ぷげら」



というものでした。

いまだに思い出して腹が立つんですが、この本はそんな私の味方><


明日もこれで頑張れる!


リア充爆発しろ!