そんな大げさなものではありません。
というかジェネレーションギャップとはちょっと違う。
この前あいもかわらずぐだぐだあーとかうーとか喋ってるとき、記録メディアの話になった。
USBメモリにギガ単位のデータが入るとか皆騙されてるんじゃないのとか、そんな話。
で、私はふとネット上のコラムかなんかを思い出したんです。
書き手は確かPC系のライターさんで、記事の内容は「十年以上くらいほったらかしにしてたCD-Rメディアが大量に見つかったが、果たしてデータは読みこめるのか。読みこめるとしたら、当時のメディアの値段によって再生率は変わるのか?」というもの。
というかね、この時点で「おお」とか「そういや実際のところどうなんだ?」なんて思ってくれなかった時点で、ちょっとショックだったんですけど。
なにせ、仕事場では私がこーづき神と並んで一番若いので。
そもそもCD-Rに価格差があったことすら知らないらしく……。(今は一枚10~20円で50枚組とかなんでしたっけ)
しうさんがいたら、多分わかってくれたんでしょうけど。(しうさんは幸せになる方法以外ならなんでも知っている)
私がパソコン覚えたころは、CD-Rて大体一枚200円前後。
三菱とか日立とか太陽誘電とかのメディアが一枚ずつばら売りしてました。
書き換え可能なCD-RWとかは一枚二千円くらいしてとても手が出ず。
まだ秋葉原がメイドであふれる前のことです。(そういや、メイドがはやる前に秋葉原でやたらとPARの宣伝してたような気がするんですけど、あれってなんであんなに宣伝してたんですかね?)
で、だんだんCD-Rの値段が下がり始めの頃に、一枚100円の激安メディアが出てきたんですよ。
シルクハットの絵が特徴的なMR.DATAとか。俗にいう台湾メディアです(死語っぽい)
昔は、私の周りではまことしやかに値段の高低でメディアの信頼率が変わるなんて言われてまして、普段はMR.DATA、大切な物を焼くときは太陽誘電、などと使い分けてました。
でもまあCD-Rにデータ焼いたって大抵がそのまま再生もせずにお蔵入り。
実際にメディアの信頼率に差があるのかなんてわかりませんでした。
そこで、十年越しに見たその記事ですよ!
てっきり共感してもらえると思ったら、だれも知らないんだものな……。
なのでここに書いている次第です。
ちなみに、結果はMR.DATA超優秀。太陽誘電ぼろくそww
たまたまかもしれませんが、当時の激安メディアはほとんど再生できたそうです。
値段の高低は影響しなかったそうです。
まあ、大事なデータを入れるものはなるべく高価なものに……というのは今振り返っても共感できる考えです。
MR.DATAの名前が出てこなくてググってたりしたら当時のCD-Rメディアのレビュー記事とか山ほど出てきてすごい懐かしかったです。
そんなことしてたら、そういや昔ゲームラボにはがき投稿したこともあったんだなあ、とか思いだしてすごく懐かしい気分に。
当時の私はBM98狂ったようにやったり、ハッカーブーム(笑)にどっぷりつかってハッカージャパンとか読んでたり、そのつながりでサブカル系のデータハウスの本読んでたりしてました。(*ノノ)
夜の部本店に入り浸ったりとかもしてたし、もちろんどんなサイトに行くときも串を刺して匿名性ゲットだぜ!
リアルでは中野のブロードウェイの精神世界専門の本屋に行ったり、故・ゲーメストのハイスコア欄に載るべく自転車で千葉から秋葉のトライタワーまで行ったりね。(秋葉の駅前にバスケットコートがあった時代ですよ。覚えてます?)
うおー、我がドロドロの青春時代。
タイムマシンで昔の自分に会ったら恥死する。
でも、今もあんまり変わってないような気がしますが。
なんにせよ仕事場でこんな話してもほとんど理解してもらえなさそう。
あいつらほんとリア充だからな……。