突然ですが、スキーに行ってきました。
長野の志賀高原です。
東京はそろそろ春の陽気だというのに本当に雪なんてあるのかよ、と最初は心配していたのですが、どうも五月ごろまでスキーできるらしいですね。
知りませんでした。
で、人生においてスキーなんて五回くらいしかしたことなく、もちろんきちんとした講習を受けたこともありません！
二年か三年前にスキーに行った時、いきなり上級者コースに連れて行かれて坂の上から蹴落とされ（かなり真実に近い表現）、スキーはどんな転び方しても意外に無事、という野生の知識を教えてもらったのが講習といえば講習です。
というわけで、普段は何事にもチキンな私ですが、スキーだけは度胸で滑ってまいりました。
ただ、いかんせん体力のなさだけはどうしようもなく、二泊三日のうち、二日目の午前中には筋肉痛と疲労でフラフラ。
しかも、ゲレンデの構造が異次元空間になっていて、コースを移動するときにどういうわけかスキー板を担いで坂道の道路を三百メートルくらい歩くことに。
挙句の果てに、不法侵入者みたいに道路から直接ゲレンデの途中に出たとたん、そこは信じられない角度のでこぼこコース！
死ぬほどうまそうなスキーヤーの皆さんがヘルメットしてるようなところで、私は滑るというよりも、いえ確かに滑ってはいたのですが、二百メートルくらいの坂のほとんどを背中で滑っていました。誇張ではありません。
多分、坂の下のカフェからあの様子を見ていた人たちは大笑いしていたことでしょう。
そんなこんなでナウなヤングにバカうけのウィンタースポーツを堪能し、温泉にもゆっくりつかって大変楽しかったです。
筋肉痛はひどいですが！
これで雪の妖精さんが原稿もやっててくれると助かるんですけどねえ……。
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