皆様、こんにちは。昨日の夜、
出雲から戻ってまいりました。

濃厚な二日間の出雲旅―60名の仲間と共に、
出雲大社始め、日御碕など「古代出雲族」にゆかりのある
場所を巡りながら、
神遊びと祈りの旅を楽しませていただきました。
ご参加下さいました皆様、有難うございました。

さて、初日の朝は雷鳴鳴り響く中で、出迎えられた出雲。

雷と言えば、須佐之男さんがいらしてくださったのかなー
なんて言いながら、始まりましたが、
その後の流れも、まるで神話の中にいるのではないか?
と思う程の、不思議な時空間に包まれました。

初日の参拝の終わりには、須佐之男の墓所であると云われる、
隠れ丘へ。そこで祈りの最後に、大好き―!と皆で叫んだら、
なぜか突然こみ上げるものが・・・。

この神様はただ泣き叫び、田を荒らす「荒くれもの」ではなく、
自分がどんなに誤解されようとも、叱責を受けようとも、
あえて甘んじて受けることで、さらに大きな大調和を
図ろうとした勇気と大きな御心の神であることを、
心の奥で感受致しました。
その途端、スーッと一条の涙が流れていたのでした。

同時に、誰しもの中にあるであろう、
「理不尽」という想念場から、光が放たれ、
サラサラと音を立てながら、
光の粒となって氷塊していくのを感じました。

内心、かなり驚きながら、後ろを振りむくと、
多くの方たちの目にも同じように涙が…。
実に不思議な感覚でした。

とにかく、なんとも表現しがたい想いが、
一人ひとりのうちから溢れてきたそうです。

夜の講演会では、古史古伝や記紀と、
現在との繋がりなどをお話しさせていただき、
美味しいお料理を堪能致しました。そして、
翌日は神魂・八重垣・万九千神社やワイナリーを訪れました。

翌日訪れたある神社でお祈りしていると、
え? と思うような写真が撮れたと、
仲間の皆さまから頂戴しました。
私自身は普段、どんな写真がとれても、
あまり気にしないのですが、
さすがにこれには言葉に詰まりました。

ご判断は、ご覧になられた皆様の感性に委ねたいと思いますが、
この時、境内でしていたお話は、
「陰陽の結び(産霊)」と
「見えないけれどもある、大宇宙の計らいと天意」でした。





旅の最後は「万九千神社(まくせのやしろ)」という、
神集いした神々たちが、最
後に旅立つというお社に参拝しました。
そこは、元は天神であったスサノオが最初に
葦原中国(地上世界)へと降り立った処―
斐伊川のほとりにあるお社です。

そこでは、神が命(みこと)となって、役割を与えられ、
いのちの名―命名をいただき、
地上へと降り立った八百万の神である、
一人ひとりの旅立ちと弥栄を願い、旅を終えました。

皆でバスに乗り込んだあと、仲間のお一人が、
斐伊川を写そうとして、ふと空を見上げたら、
彩雲めいた雲があったので写されました。





そのお写真を見た途端、あ、須佐之男さん!
と声を上げてしまいました。
軽やかに、天空を駆け抜ける、須佐之男命―剣を
携え、駆け抜けていくかの如くです。

すると、内奥からある想いが突き上げてきました。

「あが  みこころ すがすがし」と。

すがすがしく、すずやかに。
強い心をもって、凛と生きる…

また胸がいっぱいになりながら、
空港でお別れのご挨拶をしていた時、
ふと響いた言霊は、

「我 神成(われ かみなり)」

ん? かみなり、雷!?
そういえば、雷で出迎えられたんだったっけ…。

神様、粋です。まいったなぁ。

というわけで、出雲報告でした。

明日18日は、ジュリアンとの講演会です。
会場は満席ですが、オンライン(後日配信)は、
当日の朝までお申込み可能とのことです。よければどうぞ。

それではまたね♪
今日も「すがすがし」でまいりましょうね。

PS
青い光の写真は、加工は特にしていません。

また、雲の写真は斐伊川の上に浮かんでいた雲の写真。
そして、心で見えた姿を、飛行機の中で指でなぞってみたものです。
牛頭が乗っかっています(笑)。


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