皆さん、こんにちは。
12月22日は冬至の日。
体調はいかがですか?

冬至前後は、体がだるくなったり、
調子が悪くなったりと、
体調面での変化も出やすい時期。
できるだけ健康的な食事と、
内側を見つめる時間をとって、
身体は忙しくても、心は穏やかでいたいですね。

さて、冬至は、陰が最も極まる日であり、
同時に、太陽の復活祭として、古来より、
もっとも大切にされてきたであろう日です。

最近私は、縄文や世界の古代史にハマっているのですが、
調べれば調べるほど、いにしえの人たちが、
この日を、とても大切にしていたことが分かります。

たとえば、メソポタミア文明の新年の祭りは
冬至前後の12日間。

古代ローマの冬至祭。

古代ミトラ教の不滅の太陽神ミトラの誕生祭。

ケルトやゲルマンの冬至祭。

そして我が国日本も、
縄文時代の環状集落の出入り口の位置は、
冬至の日の出が差し込む場所。

また、伊勢神宮の宇治橋は、
冬至の日の出が、橋の中央に照らし出される。
まるで、天照様がそのままお出ましになるかの如く。

私たちは日の恵みを受けて、生きている。
木も花も、鳥も草も、みんな一緒。
私たちはおひさまの子ども—だったんだね。

そんな、古来から尊ばれている太陽を、
もっとも身近に、今も感じ続けている国が、
「ひ」のもとのくに、日本だ。

先の縄文の環状集落では、
広場の真ん中に陽が差し込むのだけれど、
そこには祖先の骨が埋まっていたりもする。
そして周りを取り囲むように、
竪穴住居があって、その真ん中にも、
囲炉裏の「ひ」があった。

「ひ」を通して、繋がっているいのち。
祖先の観た風景も食べたものも、
その食べられたものが見た風景も、
私へのいのちへと吹き替えられて、
繋がっている。連なっている。

「ひ」をいだく私たち。
いのちの「ひ」が連なり、集まり、凝縮して、
ひと(霊留・霊止・霊統)として生きる私たち。

太古からの祈りを受け取りながら、
未来へと続く、われという存在。

“どうぞ幸せでありますように”

一陽来復。
さぁ、祈りとほほえみの中で、
日々を紡いでいくことにしましょう。




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